佐久本あゆさんの【バックステージであいましょう】の感想です!佐久本あゆさんがすごく好きなのでいつも作家買いしています。
それに今回の作品はダリアで連載していたので雑誌でも読んでいました。佐久本あゆさんの初ダリアコミックスです!!!
今作は表題作の他、アンソロジー『スパダリ』で掲載されてた作品も収録されていました。
バックステージであいましょう 作品紹介
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作者名 | 佐久本あゆ |
出版社/レーベル | フロンティアワークス/ダリアコミックス |
発売日 | 2017/10/21 |
紙書籍 |
[voice icon="https://snow-blmanga.com/wp-content/uploads/2017/10/00532cec2b4fec15c3ea3370f31e8551.png" type="r"]満足度★★★★☆[/voice]
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内容紹介・あらすじ
「役作り」の為にカラダからはじまる関係――!?
モデル出身の若手俳優・高津周馬は最近芝居の仕事も増えてきて人気急上昇中。
そんなある日、朝起きたら横に裸の男が!?
しかもその男は憧れの実力派俳優・塩澤 基だった!!
乱れたベッドに動揺する周馬に対し、クールな態度で話しかけてくる基。
さらに新しい舞台で相棒役として共演することに!!
一緒に稽古をこなすうち、無表情な基の意外と可愛いところや舞台への情熱を知って―――。
作品の設定/テイスト
イケメン新人俳優×若手実力派俳優 キュン萌え, スパダリ
注意ポイント
バックステージであいましょう ネタバレあり感想
佐久本あゆさんの何が好きかというと一番は絵柄。
系統的には高崎ぼすこさんと同じ王道系だと思います(*^_^*)ぼすこさんの攻がわりとSっけあるものが多いのとは逆に、佐久本あゆさんの攻は優しいんだろうなぁ~!!!というのが多いです。
ふわふわした感じが伝わってくるような・・・。
どちらかといえばツンデレ受というのを楽しむ作品が多い気がします(≧∇≦*)
まっすぐな攻×演技にストイックな受
この2人の始まりは・・・まさにまっすぐな攻×演技にストイックな受だからこそ起こった出来事だと思います。
まっすぐに慕う攻くん(以下周馬)を見て、演技にストイックな受(以下基)が「この人になら試しに抱かれてみてもいいかもしれない」と感じ、酔った勢いもあって寝てしまいます。
どうして演技にストイック➨寝るになるかというと、その頃基は男娼の役をやっていたのですが、イマイチ感覚が掴めなかったようです。
演技ばかりで恋愛などしてこなかった基は・・・抱かれてみたらそういうのがわかるのかな?と思ったようで冒頭の状況になるんですね(*^_^*)
私的には、今回の作品の見せ方がすごく好きなんですよね。
出会いから始まって徐々に~というのも好きなのですが、冒頭で結果があって、その後にそこに至るまでの説明がどちらの視点からでも読めるという展開がわりと好み。
バックステージであいましょうは後者の方で、最初に寝ているシーンから始まって、後にそこに至るまでの2人の心情や行動が描かれているの。
そして・・・男と寝てしまった!!!で避けてしまうのではなく、周馬の中では演技者としての基を尊敬する気持ちがあるからまた違う関係を築き上げようとします。
そういうのを読んでても、周馬と基は、寝たことに対して嫌だったという感覚があまりなかったのでやはり【フラグ】ですよね(*^_^*)
基もなぜ周馬になら抱かれてもいいと思ったのか?というので自分の気持ちと向き合いますしね!
共演で近づいていく展開にキュン
やはり業界BLですからね!共演とかで関係が変わっていくというのが楽しいところ。
基のギャップを見てますます好きになっていく周馬が良かった・・・。
基は実力派俳優と言われるくらい演技がすごくてストイックだったりするのに、普段は何を考えているのかわからないしぼ~っとしているしで演技中では見られない部分があるんですよね!
作品はとくにドロドロ感もないし、王道といえば王道なのだけれどそれが返ってへんな勘ぐりとか無いからキュンキュンできた要素かも!
キュンキュンしてたのに裏の顔があった・・・とかっていうのがたま~にあってが~ん・・・・ってなるときあるのですがこの作品はそれがないです。
そのままの2人を最初から最後まで楽しんで!といえる作品♪
一番好きな場面
私が何度読んでもここ好きだなぁと思う箇所があるのでそちらの感想を♪
周馬から告白されて、基が自分の気持ちを話す場面があります。
初めて会ったのに身体の関係を持ってしまった事を後悔しているのではないかと不安な周馬に対し「後悔してないよ」と基が言うの。
あの日初めて顔を合わせて話をしただけだったのに、その時の基はこう思ったらしい・・・。
(この人がいいと思った)
(ずっと共演してた相手でもなく 初めて会った人だったのに)
そして言うの。
「周馬でよかったと思ってるよ」
って(≧∇≦*)ここね、すごく好き。。。。
今まで誰かを好きになったことないからどうして周馬がいいと思ったのかとか、どうして?っていう部分に気づかずにいたと思うの。
でも・・・そういう気持ちを辿っていけば最初から好意があったのだと思いました。
もう後半は2人ともがかわいいの何のって。。。
1度目は愛のないエロ。
後半の2度目は気持ちを確かめ合ってからのエロです。ちゃんと基の感じ方、周馬の感じ方が違うのも個人的には良かった(〃・ω・〃)
描き下ろし
描き下ろし大好き!描き下ろし読めただけでコミックス買って良かった~って思いました。これがあるから雑誌で読んでても絶対コミックス欲しいって思っちゃうんですよね。。。
後日談みたいな感じなのですが、相変わらずラブラブな2人。
共演した舞台は終わったようですね。
周馬は事務所であるカップルが破局したという話を聞きます。(あるカップルっていっても2人には関係ないです)
そのカップルも恋人役として共演してくっついたけれど、演技が終わってしまえばその熱も冷めたみたいで・・・。
それを聞いて少し不安になってしまいます。
自分と基も共演がきっかけでくっついたみたいなものですもんね。
その頃基はというと・・・いつも実物を見ているのに雑誌の周馬をじ~っと見ていました(*^_^*)
女子高生たちに周馬人気みたいですね!
彼女たちの話に耳を傾けながら心の中で(わかる)って呟いてる基にキュン。顔が相変わらず何考えてるのかわからないのにしっかり女子高生の話に参加してるのってわりと面白い。。。(心の中でですけどね!?)
そんな2人の帰宅後のやりとりは是非読んで!!!!です。もうキュンキュンです。
基は演技にストイックだから、他の人と恋人役になったら~とかって不安になってる周馬と、周馬はカッコイイと改めて実感してる基と・・・。
そして自分だけしか知らない周馬の表情に優越感を持ちながら独占欲が生まれてる基とか・・・すっごく最高でした!
ちなみに描き下ろしもエロありです!一番エロかったと思う・・・。
俺の先生(スパダリに収録されてた作品)の感想
こちらはショートストーリーでした。スパダリも読んでたので知ってたのですが、、、ヤンキーワンコ受・・・大好きです。
かわいいの何のって(≧∇≦*)
佐久本あゆさんの絵柄だからさらに可愛く感じちゃいました。
しっかし・・・マンガって夢があっていいですよね!
現実で眼鏡をとったら超美形!って人とかキラキラしている人とかあまり会ったことない・・・・。
だって、綺麗な人もカッコイイ人も眼鏡しててもキレイだしイケメンですし。。。
そういうのを見るとついつい九谷くん思い出しちゃうのは私だけでしょうか?
>>>>酷くしないで(6)
あの九谷くんは夢があってイイですよね!!!次いつ登場してくれるんでしょうか。。好きなのでもういちど見たい!
そうそう、「俺の先生」の好きな所は、最後の1Pですね。
ダサいと言われてる先生は実際は超イケメンなのですが、それを女子たちは知らないわけですヨ。。。
散々な言われようなのですが、それを聞きながら(ブス共 てめえら見る目がなさすぎなんだよ!)と思ってる主人公。
でもその後がすっごくいいなって。
むしろそのままでいいから一生気づくなと。自分だけが彼のかっこよさを知ってればいいって思ってるシーンがあって超かわいい。
でも主人公が先生を好きになったのはかっこよかったからとかじゃないですからね!そのシーンも描かれていてショートなのにすごくキュン多かった作品でした。
もう少し読みたいです・・・。
バックステージであいましょう 感想まとめ
表題作の他、Ⅰ作品収録されてたコミックスでした!どちらもすごくストレートな読みやすい作品だったと思います。
初心者さんも安心して読めるし、キュンキュンしたい!という人向けかな!
エロさはあまりなく、エロ重視さんは物足りなさもあるかと思うのですが私はオススメです。
佐久本あゆさんのこの作品のWebサイン会応募してたと思っててず~~~~っと抽選結果待ってたんですよね私。
そしたら全然来なくて・・・ひなこさんのは落選しちゃって佐久本あゆさんは!!!って気合い入ってたから確認してみたら応募すらしてなかったというオチがありました・・・( ̄。 ̄;)
そもそも応募してなかったん自分・・・???って自己ツッコミ入れましたよ。なんで応募してなかったんでしょう。。ひなこさんと一緒に応募したつもりがひなこさんの応募完了したときに佐久本あゆさんのも応募したつもりになってたのかしら(T^T)
残念でした。。。次こそは!!!