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BL漫画感想

民族BL【狼の花嫁1】りゆま加奈/BL漫画感想 (ネタバレ注意)両性具有の花嫁

2019-07-16

りゆま加奈さんの【狼の花嫁1巻】のBLコミックス感想です。こちらはダリアで連載中。すごくハマって読んでいる作品です。

狼シリーズはどれも好きなのですが、感想を書いたことがなかったのでこれからちょっとずつ過去のシリーズの感想も書いていきたいと思います。

狼シリーズのいいところは、狼とか白鹿とか根本的な設定は変わらないのですが、お話が繋がっているわけではないのでどのシリーズから読んでもオッケーというところ。

【狼の花嫁1】 作品紹介

 

狼の花嫁①

 

作者名りゆま加奈
出版社/レーベルフロンティアワークス/ダリアコミックス
発売日2018/11/22
藤雪の評価

作品内容

【民族BL×両性具有】王と侍女の間に生まれた第六王子のルーイには、誰にも明かせぬ秘密があった。それ故に父王に虐げられ、母の命と引き換えに「女」として政略結婚することを命じられる。嫁ぎ先は隣国、狼と共に生きる民族の住まう地。しかし、婚礼を終えた晩、番となる王子・ゼスに、王女ではないことを見破られてしまう。追いつめられたルーイは、自身が「半陰陽」であることを告白し―――。新たに紡がれる番の運命の物語、開幕。

ポイント

  • 狼の元へお嫁に来たのは両性具有の第6王子。
  • ルーイが嫁いできたのは母親を守るため
  • 少しずつ惹かれ始める二人

注意ポイント

感想は以下より。ネタバレ含みますのでご注意ください。

狼は恋に啼く

たったひとりの番を生涯愛しぬく、彼らの宿命と恋の物語。

【ネタバレ注意】 狼の花嫁1巻 感想

お話が進んでいくにつれハマっていく作品だと思います。いわば政略結婚で番になった二人ではあるのですが、結婚してから惹かれていくパターン。

ゼスのキャラも好きだし、ルーイもカワイイ。そして今回はわき役になってしまう白鹿のユルールもなかなかいい。

1巻ではまさかのトライアングルか!?と思わせて・・・ゼスとルーイの関係がちょっとずつ進展していきます。

今現在まだ未完の作品ではあるのですが、とても面白いので興味のある人は是非!狼シリーズも読んでほしいなと思います。

主な登場人物

ゼス:狼の血を引く王族。最初は嫁いできたルーイを不審に思うが次第に惹かれていく。以前は白鹿のユルールと番になる予定だった。
ルーイ:本当は男の子。両性具有で王女としてゼスと結婚する。ルーイが両性具有だというのはゼスしか今のところ知らない。

嫁いできたのは両性具有の王子だった

隣国と平和協定を結ぶため、婚姻を結ぶ事になった二つの国。

狼と共に生きる民族に嫁いだルーイは実は王子で両性具有。嫁いだ時、すぐにゼスに王子だと見破られてしまうのですが、ルーイは追い返すのだけはやめてほしいと懇願します。

ルーイは国で母親が人質になっているようなものですから意地でも帰れないわけです。

ゼスはルーイは利用価値があるかもしれないということで、王に言う事は避けしばらく婚姻関係を続ける事にします。

何か秘密を抱えているようなルーイを・・・・これからゼスが気にかけていくのでキュンが待ってますヨ(n*´ω`*n)

ゼスの番候補だった白鹿のユルール

ルーイはある日、ゼスと話しているキレイな男性を見かけます。

髪の毛は白くとても美しい男性です。

その後迷ってしまったルーイはこの白鹿のユルールに話しかけられ、彼がゼスの番候補だったという事を知ります。

どうして番候補から外れたのかは、ルーイとの結婚が決まったのもそうですがユルール自身も最初から決められた道を進むのには疑問を持ってたようです。

なかなかこのユルールがイイ感じのキャラで、すごく素敵なんです。

1巻ラストではルーイに番になってと言うのですが・・・ゼス×ユルール、ゼス×ルーイの三角関係とみせかけて・・・まさかのユルール×ルーイの三角関係!?

今後のユルールの言動も要注目です。

狼の血

ゼスの父親である王は、ルーイの国と強く結びつきたいので(ゼスの国の方が小国なため)早くゼスとルーイの間に子供を・・と願います。

そしてゼスとルーイが飲むお酒にある秘薬を混入。

それを飲んだゼスは・・・

ルーイを襲う形になってしまいます。

途中やめにはなるのですが、それをルーイは自分の身体が気持ち悪いからだと思い込んでしまいます。

落ち込んだルーイは・・・寝込んでしまうのですが起きたときに白い花がお膳の横に添えられているのに気づきます。

それは毎日添えられるようになり、何という花なのか誰が何の目的で置いていくのか気になってしまいます。

花を探すけれど、そこらへんに咲いている花ではなく・・・

そんな時に「ルーイ」と言って笑顔で駆けてくる子供が。

「ジグル」

ジグルはルーイが赤い目をしているのでゼスとケンカでもしたの?と気にしてくれます。

ゼスも少しおかしかったようで、二人がケンカしたと思ったようですね!

ジグルは小さな手でルーイの手をぎゅっと握り「ルーイはゼスとなかなおりしたい?」と尋ねてきます。

ゼスも同じように思ってくれているのならば仲直りしたいと口にしたルーイをジグルはユルールのもとへ連れていきます。

ちなみにゼスなのですが、ルーイを襲ってしまった罪悪感もあるのですがその日からルーイの事ばかり考えるようになります。

このあたりから徐々にゼスもルーイに惹かれていってるのがわかるので切ないけれど胸キュンもあってすごく面白い展開が続きますヨ(n*´ω`*n)

僕の番にならない?

ユルールの前では素直に話せるルーイ・・・

そしてユルールはゼスが持ってる花に心当たりがあるようです。

何かを話そうとしたとき、ユルールを訪ねてゼスがやってきます。

その時なぜかユルールが急にルーイに僕の番にならないかい?と言い出してびっくり。

個人的にはユルールはぜったいゼスの事が好きなんだろうなぁと思ってたので、まさかルーイに!?って驚きました。

何か思惑があるかもしれませんが・・・

1巻はここで終わっているのでどんなふうに展開するのかはわかりません。

早く2巻が読みたいです。と言っても・・・ワタクシ雑誌読んでいるので今どんな風に展開しているのかも知っているのですが(n*´ω`*n)

2巻でもまだまだまだまだ・・・っていう感じですね。

2人の距離は確実に近くはなってはいると思うのですが、お互いの気持ちを知っているわけではないので。

切ない展開は続きます。

とちょこっとしたネタバレはこのへんで。

切ないけどすごく面白い!両性具有だからと虐げられてきたルーイ・・・ゼスと一緒に幸せになってほしいです。

感想まとめ

巻号がついているので1巻完結と勘違いする人はあまりいないと思うのですが、一応・・・

まだ完結していない作品ですので完結した作品だけ読みたいという人は要注意です。

民族BLで今まで白鹿がいわばメインだったシリーズと違って今回は白鹿は脇役になっています。

描き下ろしを読む限りでは、ルーイは狼たちにも好かれているようですので・・・何か特別なもがあるのでは!?と思ったりしています。

ユルールもルーイには何か感じるものがあるのかな・・・という雰囲気ですし今後が楽しみ。

やや切ないテイストで、変わった設定が読んでみたい!と言う人にオススメ。

設定に関しては、作中で説明がしっかりされているので読みやすく初心者でも安心して楽しめる作品になっていると思います!

胸キュン
切なさ
エロ
オススメ

電子書籍

その他作品

狼は恋に啼く

狼は花の馨り(全3巻)

私は「狼は花の馨り」を良く読み返しています(⌒∇⌒)

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