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BL漫画感想

【愛し(かなし)】BL漫画感想/新刊BLコミックス・レビュー(くれの又秋)/リバBLです。

2018-06-08

大好きなくれの又秋さんの新刊が発売されましたので購入しました!この作品は号外onBLUE作品で、最終話だけ読んだという・・・

気になってたのでコミックス化が早くてすごく嬉しいです。今回のタイトルすごくいいですね!

でも【いとし】かと思ったら【かなし】なんですね!

ちなみに今回の作品はさらっとリバ。BL史上最高のリバっていうのは・・・ちょっと大げさな気がするのですが・・・。

なんせワタクシ・・・リバ好きさんなので(NGな人ごめんなさい)リバにはうるさいんですよ(嘘です笑)

リバ語りはあとでしよう。。。先に作品の紹介です!

愛し 作品紹介

作者名くれの又秋
出版社/レーベル祥伝社/on BLUEコミックス
発売日2018/5/25
藤雪の評価 

リバ回数は1回だった。。。

内容紹介

「俺のこと好きにならないでね」 こじらせプレイボーイとお人好し純朴青年の再会ラブ。大学生の翔真(しょうま)がある晩に介抱したのは、中学の同級生・芦田(あしだ)だった。彼が男もいけることは知っていたが、警戒心なく一晩泊まらせた翔真は、真夜中に芦田が自分のモノをしゃぶる感覚で目を覚ましてパニック状態!しかも、彼氏にフラれて住むところがないという芦田に押し切られ、そのまま同居生活がスタート…。最初の夜以降も、からかうように距離を詰めてくる芦田に、経験値ほぼゼロの翔真は振り回されるばかりで――?BL史上最高のリバ、誕生。描き下ろし16ページ収録!!

作品のポイント

  • 同級生BL&再会BL
  • リバあり
  • 翔真のピュアさが個人的にはみどころ
  • 描下ろしは芦田がかわいい。

注意ポイント

感想は以下より。ネタバレ含みますのでご注意ください。

オススメ!

私がくれの又秋さんのファンになった作品!!
強面無口の高校生・十蔵が弓道部副主将の兼久に恋をした。兼久をオカズにエロ妄想に励んでいた十蔵だが、肝心の告白ができなくて…?

【藤雪評価】

【ネタバレあり】愛し/BLコミックス 感想・レビュー

こじらせプレイボーイとお人よし純朴青年の再会ラブということで・・・・。くれの又秋さんの作品は大好きなのですっごく期待して読みました(⌒∇⌒)

ちなみに、今バラで配信されてる「手中に落としていいですか」もバラが出る度に感想書いてますので気になる人は是非☆

【手中に落としていいですか】バラ売りBL漫画の感想

ライトな作品がすごく多くて、どことなく掴みにくい登場人物を描くのがお上手な作家さんです💛

今回はね。帯がハードル上げたと思う・・・

ほんとうにそれは手にした時から思ってて。

「BL史上最高のリバ、誕生」っていう文字がなければよかったなと。最初からハードルあげてしまったら読んだあとに???ってなるじゃないですか。

大きな文字で「俺のこと好きにならないでね」だけで良かったのかなぁって。

どうしてそう思ったかは以下に書きますね。

リバは確かにあったけど、どう見ても芦田攻×翔真受

ここなんですよ。読み終わった後にどう見てももう攻・受決まってるヨ・・・・(-_-;)ってなってしまって。

リバはあった。

でも翔真が攻になった時も主導権は芦田なのですよ。

翔真からどうしても抱きたい!ってなって抱いたとかではないのでそこが残念でした。でもね、これも「BL史上最高のリバ」って文言がなければ普通に読めたと思うの。。。

ハードル上げすぎちゃったな・・・と。

しかも翔真が攻になったのは1度だけ。

突っ込んでる方なのになぜかアンアン言わされてる感がありました・・・。

翔真の純朴さに救われていく芦田

このね・・・翔真が超かわいいの。本当に純で素直で。

芦田は不思議くんで何考えてるのかよくわからないのですが・・・彼なりに色々と悩みとかもあったのだろうなぁ・・・

すごく好きな子でも距離が近づくと離れたくなってしまっていつもうまくいかないという芦田。

翔真は芦田と同居しながら徐々に芦田の事を好きになっていくのですが、受け入れられないと言われるんですね。

それは、さっき書いたようにすぐ離れたくなっちゃうから。

すぐくっついて離れての繰り返しだった芦田は、自分は恋愛はできないって心の奥では思ってるのですよね。

翔真から好意を向けられ、受け入れられないのはそんな自分とつき合って彼を傷つけたくないから。

でもね、翔真の反応は違ったの。

今までの人とは違う考えを自分に向けて持ってくれたことが嬉しいって言うの。

このくしゃっと笑うところがかわいいんですよね・・・。

そりゃ芦田もつい抱きしめて言いますよ・・・

「君を嫌いになれる人がいたら見てみたい」

って。愛しくて愛しくてたまらないってそういうのが伝わってくるような・・そんな表情でしたね芦田!

「かなし」って読むけど、この場合の意味は本当にいとしい、かわいいっていう意味でいいと思います★

描き下ろし

これは・・・本当にボーナストラックですね!

2人ともカワイイ!!!

これ読んだだけで読後の良さがぐぐ~んとUPします。

何より、、、よくわからなかった芦田の必死な感じが私はツボでした(⌒∇⌒)

翔真は素直だからすぐに「好き」って自分の気持ち言えるのだけど・・・・芦田は難しいんですね(笑)

ちゃんと言えないまま終わっちゃうのが・・・またよかったです。

感想まとめ

帯でハードル上がった分、評価的には💛1個下げちゃいましたが・・・

トータルで読んでもすごくスッキリ読める作品だったと思います。切ないかと言えば、どうかな・・・・翔真がほんと純朴青年だから傷つくというよりもすごく前向きで切なくはなかったです。

このあたりはすごく私の中では評価高いですね。

けっこうこの手の登場人物は病みを抱えててわりとダークなカンジになったりするのですが(相手の子にけっこう酷い事をしたり)。。。

そういうのもなかったのでさらっと読めました。

重いようでライトな作品だったかなという印象です。

何より・・・最後はこの2人かわいかったなぁ・・・・💛って。

史上最高というのは置いといて、リバあり大丈夫な人は是非読んでみてください。ちなみに、リバと言っても全然攻め×攻めみたいな感じではないのでリバちょっとNGって人もけっこう読めるような気がします。

気になる人は是非☆

最後に・・・私のリバ語り。

リバ好きなんですよね。なんて言うか愛があるからこそ、許せるっていうのが。

できれば攻×攻のリバっていうのが最高・・・。受×受のリバもかわいらしいですけどね☆

衝撃的だったのは「にいちゃん」かなぁ・・・・。あれはすごかった。びっくり。

さらっとリバでお気に入りなのは【初恋のあとさき】。

ねこねこでお気に入りなのは【ルールそのいち】。攻・攻のように激しさはないけど、本当にほんわかしてぎゅっとなります。

リバでも色々な形があるのですが、やっぱりリバカプの醍醐味は・・・好きだからこそ差し出せる・もしくは攻にもなれる!っていうところですね(⌒∇⌒)

苦手な人も多いリバ。

でもやっぱり・・・・私は好きです。

気持ちがあるからこそ、本来ならやらないこともやれてしまうのだと思っているので。

今回の「愛し」は・・・気持ちが伴うまでにリバになっているのでそこがちょこっとだけ私の萌えポイントから外れたかもしれません。

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