篠崎マイさんの【いつかの恋と夏の果て】を紙書籍で読みました。篠崎マイさんは【愛したがりモノマニー】が好きで注目していた作家さんです。今回は電子でいつ配信されるかわからないので発売日に【いろのあじ】【エモーション!】と一緒に買いました。
今回は同級生BL、ノンケ×ゲイで王道ストーリーでしたね。王道は王道の良さがあるのですごく面白かったと思います。
失って初めて失ったものの大きさに気がつく展開はわりと好きです。そしてノンケくんからの猛アタック展開ですね(*^_^*)この作品は初心者さんにもとても読みやすのではないかな~と思います。
いつかの恋と夏の果て 作品情報
「一夏でも冗談言うんだな」
あの夏のうだるような暑さと一緒にかき消された告白ーーー学生の頃から気の置けない友人として付き合ってきた2人。だが、一夏は修に対し"友情"では片付けられない感情を抱いていた。そんなある日、一夏に男のセフレがいると知った修は、無神経な言葉で追い詰めてしまい…?
ずっと隣にいたいからこの想いは隠し通すと決めたーーー
描き下ろし収録あり。
②王道パターン
③最後はラブラブで2人ともカワイイ。
コミックス情報&評価
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ストーリー | ★★★★☆ |
エロ | ★★☆☆☆ |
満足度 | ★★★★★4.5 |
ひとこと | 内容はあっさり |
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注意ポイント
いつかの恋と夏の果てのみどころ・おすすめポイント
今回は、10年来のつきあいのある友人同士のBL。恋人が出来た時も別れたときもいつもノンケの修は一夏に報告しに来ていました。
一緒にいるのが自然ですごく気の許せる人が一夏だったのでしょうね。
でも、一夏は修の事が高校生の時から好きだったという・・・すごく切ない展開。不毛な恋だと思いながらそれでも一緒にいられるだけでいいと気持ちを隠して一緒にいた一夏。
そんな2人の関係が変わるきっかけになったのが、一夏の首元につけられたキスマークを修が見つけてしまったから。そして一夏にはセフレがいるというのがわかります。
一夏の相手が男性だという事実を知り、修は相手に嫉妬してしまいます。ですがこの件がきっかけになり一夏がもう合わないと別れを告げて・・・・。
後半は修の頑張る姿を見るだけでしたのでワクワクドキドキ。切ない部分もありましたが、わりとさらっと読める作品でした。
高校時代の回想を交えながらストーリーが展開していくというのは長いつきあいの2人だからこそのものなので見せ方もお上手。
修が気持ちを自覚するまでは切なく苦しい展開が続きますが、自覚してからはすごくキュンあり展開でした。
絵柄が素敵
篠崎マイさんの絵柄は個人的に好みです。攻のほうがどちらかといえば好みですね。
綺麗な絵柄でノンケ×ゲイ、そして王道ストーリーをお好みの方は絶対にチェックしてみて欲しい作品です。
エロは最後の方までほぼないので、エロ少ない方が良いという人にもおすすめ。反対に、エロ多めの作品がいいなという方には物足りなさはありそうです。
161Pというページ数なので、作品自体はライト。攻の感情の移り変わりがとてもすんなりという感じなのでわかりやすい分、そのへんがあっさり過ぎると思うひともいるかと思うのでそのあたりは好みになりそうです。
モヤモヤ展開もほぼなく、初心者さんにはとても読みやすいかと思います。
10年来の友人から恋人へ
今回のストーリーは、高校時代の同級生たちのBL。受くんがずっとずっと攻くんの事が好きだったのですが、攻くんは彼女もいたしノンケくんなんですよね。
一度高校の時に告白みたいな事をした受くんですが、それを冗談だと取られ普通に流されてしまうの。
まぁ・・そそれがあったから10年友人として隣にいれたのかなと思うのですが・・・。
その関係を一度受くんが壊し、そして攻くんが必死に修復しようとする展開がやはり良かったなぁと思いました。
好きだから受くんが必死になる展開でもいいのかもしれませんが、やはり受くんから関係を一度終わらせようとするというのが大事だったかなと思います。
そうじゃないといつまでたっても2人が対等になれない気がしたので。
気持ちが通じ合ってからの2人はとても甘くて良かったですね♡
しかもですね~なんと!!!セフレとか言っちゃて実は最後までしていなかったというオチがあるんです。
だから受くんのお初は攻くんなのですよ(≧∇≦*)
そんな事あるんかい!と思ったけれど、いいんですこれで!!!大好き展開でした。
いつかの恋と夏の果て 感想まと
ストーリーは本当にライトなので読みやすいです。
似たような感じだと、私の大好きな【フレンドライン】が同じようなノンケ×ゲイの組み合わせかな~と思いました。キュンが多いですね。
私は読みやすくてとても好きな展開だなと思いました。
とてもはっきりしているので、(起承転結)変なストレスもないですし、モヤモヤも少なくてハピエンにホッとする作品でした。
最後は2人とも本当にかわいらしいです(*^_^*)
まだ電子では配信されていないのですが、気になる人はぜひチェックしてみてください。
佐久本あゆさんの「フレンドライン」が好きな方はかなりの確率で気に入るかと思います(*^_^*)あ・・フレンドラインも私の好きな作品ですので是非!!!
※フレンドラインは特に昔からの友人というわけではないので設定では違いはあります。
いつかの恋と夏の果て 電子書籍
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