ひなこさんの【Blue Lust2巻】の感想になります。隼人が過去に酷いことをしてしまった子と奏真の友人が同一人物だとわかった1巻最後でしたがそれからどのように展開していくのか気になる2巻。
自分の性癖で居場所がなくなり転校するコトになった奏真にしたら、隼人と昇の過去を知ったら耐えられないのではないかと思うのですよね・・・。
2巻なのですが、冒頭から昇と隼人の過去からスタートしています。
Blue Lust2巻/内容紹介
きっともう、キスも抱きしめてももらえない――。
隼人は、自らの「過ち」を見ないふりし、奏真からまっすぐ向けられる想いと優しいキスを受け入れ、求めるようになってしまう…。
そんな時、隼人が「過ち」を犯した相手・宮沢と、奏真を介して再会する。
宮沢への償いきれない後悔に苦しみながらも、奏真に対し、これまでとは異なる想いが芽生え始める隼人。
向き合いたい思いにかられ、隼人は嫌われる覚悟を決め、奏真に自らの過去を告げる。
かつて自分を追い詰めた人間と同じ過去があり、これまでの関わりが贖罪だったと知った奏真は――…。
1巻のおさらいはこちらから。
[kanren postid="146"]
今回の感想はこちらの2巻です。
[col3]
[/col3]
[col3]
[/col3]
[col3]
ストーリー | ★★★★★ |
エロ | ☆☆☆☆☆ |
満足度 | ★★★★★ |
テイスト | キュン♥切ない |
[/col3]
[/colwrap]
注意ポイント
Blue Lust2巻はここに注目して読みました!
まず、2巻は昇と隼人の過去編からスタート。
昇が自殺しようとするまでを思ったら胸が苦しくなるような・・・感情移入をしてしまうような展開になっています。
このねぇ・・・昇が嫌なヤツだったらまだ良かったのに!すんごく昇の表情とかを見てたらキュンとなってしまうんですヨ。
この中学時代の昇を読んだら彼もスピンオフで幸せにしてやってはくれないだろうか先生・・・・と思ってしまいます。
そして2人の関係を何もしらない奏真が、昇と隼人に感謝する場面ではただただ切なくて・・・。
それでもこの2巻ではぐっと隼人の気持ちが奏真に傾いていきます。だからこそ、昇とのコトを話さなければいけなくなるんですね。
話したときの奏真の変化だったり態度だったりに注目する2巻になっているかと思います。
おそらく3巻は隼人が頑張るターン!
昇にも幸せになってほしい
隼人が自殺未遂にまで追いやった子がいつかは出てくると思っていました。
思っていたけど奏真のトモダチだったとは・・・(゚ロ゚屮)屮。
昇の中学時代の顔はあどけないのですがツライ事を経験したからなのか今回の昇はキリッとよりキツめの目が印象的。
2人の中学時代を読むとね、想像以上に隼人のしたことは昇にとっては酷いしツライよね(T^T)。本当に人間不信になっていてもおかしくないなぁと思います。
本編とは全く関係がないのだけど、コミックスを開いてのカラー絵があるんです。(電子でも見れます)
昇と隼人の中学時代の絵。 このカラー絵を見るたびにどうしようもなく切なくなってしまうんです。
奏真も好きなんだけれど、今回の2巻で昇も好きになってしまいました(〃・ω・〃)
しかしねぇ・・・親友を失いたくなくて、誰かに否定してほしかったとしても隼人のしてしまったことははやり許せないなぁと思います。
ダメだ、昇に感情移入しちゃう(´;ω;`)しかし、どの登場人物も嫌なヤツじゃないのがかえって切なさ増大。
昇が隼人に自分の気持ちを伝えるまでどれほど勇気がいっただろう?とか、勇気を振り絞って伝えた事どれだけ傷ついただろう?とか・・・そう思うと昇がこれからどんな事をしたとしても彼のことは責められないなと思ったくらいです。
だけど、読んでいると昇は別に堕ちてない。奏真を大事にできるすごく良い子なんです。
だからそんな昇に今後幸せなストーリーが待っていますように。本当にそう思わずにはいられませんでした。
過去に向き合うということは苦しみを背負うこと
中盤まではほんとキュンキュンするんですけどね。。昇登場で動揺している隼人を気遣う奏真とか!かわいいなぁって思うしチューも普通にするようになってそれが高校生らしくて好きなのですが、中盤から徐々に暗い展開に。
というのもね、昇が奏真と隼人のチュー場面を目撃しちゃうの。
そのことで隼人に真意を聞く昇は隼人の返答に激怒します。
「最初は昇への償いだったんだ きっかけは」
この言葉を聞いたあとの昇のセリフはごもっとも・・・なんですよ(T^T)怒るのもわかる気がしました。
でも昇のセリフは愛のある言葉なんじゃないのかなって。
もっと罵声浴びせてもいいし、殴ったっていいじゃない?だけどそれを彼はしなくて最後は「奏真のこと俺の二の舞にさせるなよ」って言って去って行くの(T^T)
惚れるわ・・・。
もっともっと「俺たちのことばらすぜ」的なヒールな感じかと思ったら全く違う・・・。だからほんと昇のコトを考えたら切なくなるのもこの2巻の特徴かもしれない。
隼人は昇からの言葉で逃げてた自分をまた見つめ直しそして奏真に言おうと決心します。
なぜ奏真に言おうかと思ったかはね、奏真のコトを償いとかそういうのじゃなくって「愛しい」と思ったからなの。。。
【奏真と昇はちがう】これにはっきり気づいたんですよね。
きっかけがきっかけだからちゃんと話してスタートラインに立ちたかったのかなって思う。これもきっと昇がいなかったら決心出来なかったことなのかもしれません。
でもでも・・うまくいきませんね。
過去のことを話してから奏真が一気に変わっちゃった・・・(T^T)本当に2巻のラストまでツライ展開でした。
あれだけ可愛らしかった奏真がまた心を閉ざしたみたいでえ~ん(・_・、)悲しい・・・。
まだその傷つけた相手が昇とは伝えていないからそれが加わったら・・・ど・・どうなっちゃうんだろう。。。
だけど、2巻ではきちんと奏真が好きだと隼人は伝えましたね(〃・ω・〃)
ここから先は奏真がまた心開いてくれるように隼人が頑張るのみ!
Blue Lust2巻/感想まとめ
いずれ向き合わないといけないコトではありますが・・・やっぱりツライ展開になりましたね。
中盤までの奏真・隼人が好きすぎるので余計に悲しい(・_・、)
そして思った以上に良い奴だった昇に感情移入してしまいました・・・。昇も是非幸せになって欲しいです。
まだまだ昇は登場してきそうですヨ。(奏真の相談相手は昇になりそうですし・・・)
この先、隼人が自分に重ねてた相手が昇るだと知ったらまた拗れるんでしょうね・・・。もう少しツライ展開は続きそう。
3巻が最終巻と巻末に書いてありましたので隼人にうんと頑張ってもらいたい。。。ということで3巻に期待!です。
Blue Lust2巻/電子書籍
[colwrap]
[col3]
[/col3]
[col3]
[/col3]
[col3]
[/col3]
[/colwrap]
Blue Lustの最新話はこちら
Blue Lustは大好きな作品ですので雑誌で最新話を追っています。ネタバレオッケーな方で最新話が気になる!という人は是非こちらのブログも読んでみてください。