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阿部あかね

阿部あかね 『月と太陽』1巻/BLマンガ感想 ディアプラス連載作品 

2018-01-19

阿部あかねさんの『月と太陽』1巻の感想です。こちらはディアプラス作品で阿部あかねさんの作品の中でもピュア系。すごく好きで今ハマっている作品のひとつです。

「花といっくんシリーズ」のスピンオフで今回花といっくんの番外編も収録されているのでそちらの作品のファンの方も楽しめる1冊になっていると思います。

私はどちらかというと、今回の月と太陽の方が好みかも。

ただ。。。。女装攻になるのでこちらも苦手な人はいるかもしれません。

阿部あかねさんの綺麗な絵柄が好きなので、私は椿の綺麗さがとても引き立ってて素敵だな~と思っている人です。ここら辺は感じ方が違う方もいるかと思います★

月と太陽 作品紹介

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満足度★★★★★4.5

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作者名阿部あかね
出版社/レーベル新書館/ディアプラスコミックス
発売日2017/12/29
紙書籍アマゾン詳細

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作品内容 あらすじ

ヤクザの息子の将大は親友の花太郎の店で暴れ、花太郎の師匠・椿にお仕置きをさ れてしまい!?  大人気「花といっくん」シリーズスピンアウト!

月と太陽 ネタバレあり感想

今回1巻ということで、まだまだ続いています!好きで雑誌も読んでいるのですが、2巻以降も続くのでは!?!?という勢いですね。

最初の出会いから、椿と将大がぶつかりながら惹かれあう姿が素敵。

あ、ぶつかり合いながらっていうのはちょっと違うかな。

将大が一方的にかまってちゃんに思えます(笑)

けっこうオラオラなのに心がピュアだから考えている事とかやることが幼いところも今となっては魅力的。

「育つかしら 私だけの男に」って椿の台詞があるのですが、将大は椿と出会ったことでどんどん成長していきます。

ここは本当にみどころ。

オラオラしてたのも、そうでしか自己主張ができなかったからなのかなって思います。

自分を価値のない人間だと思ってきたみたいだから(T^T)

最初は嫌なヤツだなぁ~って思ってたけれど、将大の内側を知ると椿がいてすごく救われたのだろうなぁと思えます。

攻:椿 受:将大

今回の攻・受はけっこう意外!?なのかな・・・?

私はこういう組み合わせがすごく好きなので、ヤッタ!!!!でした(≧∇≦*)

表紙の髪の毛が長く、綺麗な方が椿、短髪でジャージの子が将大です。

普段オラついてる子が受ってすごく好き!!!!ヤンキー受も大好きです。

椿は別に心も女性っぽいとかではなくて、綺麗をこよなく愛す人なんですよね。

将大をみていると自分の中の雄がうずくと言うくらいですから、将大の前にすると椿の中でもなにやら変化が起るようですヨ。

将大はというと・・・ヤクザ組長の孫ということもあり、オラついています。

なのに・・・椿に身体を触れられるとあらゆるところが反応して・・・ギャップがたまりません。

それに、自分には何もないからっぽだと思っている将大にとって椿は・・・自分の居場所をくれる存在なのですよね。

始まりはスゴイけど徐々に将大が椿に傾いていく姿がすごく読み応えあって面白い。

読み終わる頃には将大がカワイイ!って言ってると思います!!!

花の幼馴染みと花の師匠

椿と将大がどうして出会ったのか・・・。

実は花太郎が間に入っています。

将大は花の幼馴染み、椿は花のお化粧の師匠。何気に花が接点です。

将大は花から椿がお化粧の先生だと聞き、椿は花から将大の名前を聞く・・・こういう細かなところでも花は役立っています(#^.^#)

犬猿の仲かと思いきや相思相愛!?

最初の出会いがすごく喧嘩腰だったし、2回目も椿の顔に思いっきり黒いペンキ入りヨーヨーを投げちゃったもんだから椿にスゴイ顔で追っかけられるし・・・

展開的には将大の幼さがすごく目立ちます。

いやぁ~ペンキかかった顔でおっかける椿・・・すごかった!!!怖い(笑)

こういう場面はほんと阿部さん上手いなぁ~って思うのですよね。

そうそう・・・将大ってオラついてるのにまさかのMっけがあるんです。

椿にお仕置きで叩かれてて反応してたり。

椿を目の前にしたら、椿の雄な部分の方が勝っているんだろうな~~って思えます。こういう所がこの作品のみどころだし私の好きなところ♪

椿も将大を気に入っているからちゃんと受け入れてるのも素敵。

さらに素敵なのは、あの将大を目の前にしても自分のペースを乱さない椿ですね★

相思相愛だと書いたのは、将大は自分の価値などないと思っているのですよね。

自分は道の石ころだったりウンコだと思ってる。

でも椿はそんな将大に、美しい花が咲くためには必要な糧だわと言うんです。

ウンコ(連呼してごめんなさい)ってすごい肥料になるのですよね。

その言葉がすごく嬉しかったのか・・・・涙を流す将大にはぎゅっとなってしまいました。

(うんこにも需要があったとは)

椿に必要だと言われてすごく嬉しかったのでしょうね。

ここからどんどん将大が変わっていった気がします。

1巻では将大が自分の居場所探しに出掛けるところで終わっていますが、次巻が待ち遠しくなるような終わり方でした!

2巻がすごく楽しみです。

はじめと花太郎

月と太陽1巻の半分くらいははじめと花太郎の番外編収録でした。

ここはもう安定の面白さ。

旅行先で喧嘩しちゃった(花太郎が一方的に拗ねた感じ)のですが、喧嘩の後のエロは燃える!みたいな展開もありました。

ご褒美番外編でしたね(#^.^#)

感想まとめ

個人的には、花といっくんの話はそれだけで1冊にまとめて、月と太陽でまるまる1冊よみたいなと思ったのですが・・・。

どちらも面白かったです。

阿部あかねさんのビッチ系は苦手な時あるのですが、どんだけビッチでも阿部さんの作品だと読んでしまう。。。

そのくらい好きです。そして今回はビッチ系じゃなくてかなりのピュア系ラブ。ハマらないワケがない・・・。大好きです!

絵柄的には結構特徴ある絵柄なので好みはわかれるとは思いますが、ストーリーは個性があってとても面白いと思います!

私は好きです。是非読んでみてもらいたい作品です。

  1. 女装攻×ヤンチャ受
  2. 思った以上にピュアラブ
  3. 花といっくん好きの人も楽しめる

電子書籍

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私が好きな阿部あかねさんの作品

奪われることまるごと全部/愛があるならいいじゃない(執着攻×浮気癖受)

好きというのになぜかしら/いつもあなたの事ばかり(大人な雰囲気!)

花にくちづけ/花といっくん(ピュア系バカップル)

傷ついてロマンス(わりとクズなビッチ受)

苦いのテーマ(ラストがお気に入り)

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