志水ゆき

大好きなBL作品【花鳥風月8巻】アマゾン限定8Pリーフレット付BLコミックス感想-志水ゆき(ネタバレ注意)

こんばんは藤雪です。今日は志水ゆきさんの【花鳥風月8巻】のBLコミックス感想を書こうと思います。1Pの電子特典が読みたいがために電子も購入しました!

でも本命は恒例のアマゾン8Pリーフレット付。どんなお話かなと期待してました!

そしたら!!!今回は・・・ネタバレですが曜明×火弦のお話でした。曜明×火弦好きさんは読んで損なしのエピになっています。

まだアマゾンのリーフレット付は購入できるようなので(2019/10/14現在)気になる人はぜひ☆

【作品名】 作品紹介

作者名志水ゆき
出版社/レーベル新書館/ディアプラスコミックス
発売日2019/10/1
藤雪の評価

作品内容

「そこまで言うなら、嫁に貰ってやる」

あの日、俺の前から姿を消した男が再び現れた。
腹立たしいほど、鮮やかに。

お互いに惹かれ合いながら、
想いを隠していた財前(ざいぜん)と吉利谷(きりや)。

すれ違ったまま高校を卒業したある日、
吉利谷は財前たちの前から姿を消した。

次に財前の前に現れた吉利谷は、極道の道に進んでいて……。

志水ゆきのストレートラブストーリー、
不器用な大人の恋の物語を描く、吉利谷と財前篇!

ポイント

  • 7巻よりもちょっとラブ!?
  • 引き続き吉利谷・財前・一見の過去編(半分くらい過去編)
  • 財前の元カノ登場

注意ポイント

感想は以下より。ネタバレ含みますのでご注意ください。

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【ネタバレ注意】花鳥風月8巻 感想

8巻もボリュームたっぷり読み応えありました!ちょっとお値段としては935円(税込み)という・・・けっこうなお値段なのですがチューだけでもこんなに萌える作品あるだろうか!?って感じですね(≧∇≦*)

幼なじみ二人の拗れた両片想いがいつ本当の意味で実るのかなとワクワクしてしまいます。

が・・・・二人がくっつくにはもう少し乗り越えていかなければいけないものがありそうです。7巻始まった時にホテルで撮られた写真(もしくはビデオ)・・・そろそろ出て来るのでしょうか!?

8巻はおおまかなパートとしては吉利谷と財前の過去編、吉利谷が克也さんと出会ったこと、現在の二人・・そして財前の元カノ登場!?という感じでしょうか。

二人に関しては両片想いのすれ違いはあるものの、ちょっとずつ距離は近づいてきてるのがわかるのでキュン要素たくさんです♪

吉利谷と丹羽の出会い

何気に丹羽っち大好きなので。。。(実は財前いなかったら吉利谷×丹羽だといいな~なんて思ってました(≧∇≦*))

今回この二人の出会いも描かれていて嬉しかったです。

吉利谷のバイトするお店からお金を盗もうとして彼にボコられた丹羽。それから丹羽は吉利谷大好きになったようで・・・

ちなみに吉利谷のバイトするパンケーキ屋は丹羽のおじさんのお店だったようですよ。

ふむふむ。。。丹羽はどMだったと(メモメモ)

でも出会いを読んでもやっぱり丹羽って憎めない。かわいいなぁって思ってしまいます。いつか丹羽をメインにお話・・・描いて欲しいです★

彫られた女はあげまんに

吉利谷のお店に7巻で登場した茂美さんの客である女性がやってきました。

吉利谷は彼女をみながら、あの財前の背中に描かれた絵と同じものがこの女性に彫られるのかと考えてしまいます。

「彫るの痛くないんですか?」

彼女は痛くても必要なのだと言います。それはどうしてか・・・茂美さんに彫ってもらった女性は「あげまん」になるのだそう。

『抱かせた男を天まで出世させる』そう言われているそうで。だから彼にお願いされたらしい。この女性も健気なんですね・・・そんな男クズだと私は思いますけど。

その彼。。。後で登場するけどどんでもないクズでしたよやっぱり。

そういう他力本願で幸せになろうとする男にイイ男なんているはずないですよね。でもそんな男を好きになった彼女もまた・・・男運がないのかもしれません(T^T)

いやぁこのクズ男は晃夫(あきお)って言うのですが、もう二度と登場して欲しくないですね。

借金返すためにギャンブルで返そうとして事務所のお金を盗んだとか・・・(^_^;)しかも競馬で増やそうってそりゃない。。。

よく考えてみて。晃夫って全部他人任せなんですよね。女性にあげまんになれとか、大穴くると言われて事務所からお金取ったり。挙げ句の果ては逃げようとしてる。

彼女を置いて。

引き留める彼女に手まであげて。だけど彼女もやっぱり駄目というかそういう男性が好きなのだろうなと思ったのですよ。。。

吉利谷が庇おうと晃夫から彼女を引き離す➨怒った晃夫が向かってくる(看板を武器に)➨吉利谷を庇おうとした財前負傷➨吉利谷プツンで晃夫ボコボコ➨彼女は晃夫のところへかけつける(^_^;)

ちなみに。。。この晃夫が言ってた組って克也の組です。

克也と吉利谷の出会い

ここで初めて克也さんの顔がはっきりしました(≧∇≦*)やっぱり曜明さんの兄ですねぇ・・・イケメン。

曜明さんよりもう少しスッキリした感じ。克也さん好み~♥という人も絶対いると思います。勝又さんも横にいるのを読んだら・・・勝又さんの最期を思い出して少し切なくなりました。

彼は吉利谷を気に入ったようで・・・・そして吉利谷も自分が欲しかったものを克也さんがくれるのではないかと思い接近していってしまいます。

これが吉利谷がヤクザになった経緯なんでしょうね。

吉利谷が欲しかったもの。。。見捨てられたりしない、自分を見てくれる相手。。。克也の言葉に惹かれるのもよくわかりました。

そうそう・・・晃夫なのですが、あの後どうなったか。。。海に沈めるよりも海で稼がせた方がいいということで漁船に乗らせたそうです。

一見がいいと言われて・・・

吉利谷を庇って怪我をした財前。吉利谷は急いで救急車を呼ぼうとするのですが、財前は「一見がいい 一見 呼んで」と吉利谷に言うの。

これが吉利谷が勘違いしてしまうまず最大の要因。

財前はこの状況で「一見がいい」と言った事。

でもどうして「一見」に助けを求めたか。財前は彼なら吉利谷のことも助けてくれるうまくやってくれるはずだと考えていたから。

財前の中でも軸には吉利谷がいるんです。

うまくいかないですよね・・・この二人は両片想いなのに勘違いしてるの。この勘違いも結局・・・吉利谷がヤクザの道へ進むきかっけになったのだろうなと思います。

克也に「見捨てたりしない」と言われて惹かれた吉利谷ですけど・・・一番見捨ててないのって財前なんだよねぇ・・・と言いたいです。

吉利谷は財前の一番近くにいれる方法をここで選択します。

変わらず『幼なじみ』『親友』・・・・『友達』でいること。

そう決心して財前に会いにいった吉利谷。彼の言動でまた財前が涙して勘違いしてしまうのがどうしようもなく切ない。

財前は財前で吉利谷は自分に『友達』以上の感情はないのだと思い込んでしまうの。どうしてこうなった!?って大きなため息が出るくらいのすれ違い。。。

財前の涙がまた切なかった(T^T)

こんなにお互い大事に想ってるのにね。。。

吉利谷が組員だと知った財前は・・・

それから数年が経ち、吉利谷は組員に。一見は医者に、財前は弁護士になっていました。

一見と財前が食事をしていると、一見の携帯が鳴ります。電話してきた相手は吉利谷。歩いていたところ、刺されたので対処方法を聞こうとしていました。

が・・・どんどん意識が遠のいていきます。その中で必要最低限の情報を伝えた吉利谷は、、、無事に一見達に見つけてもらえて病院へ運ばれたようです。

病院で目覚めた時の吉利谷のセリフと財前の涙に・・・うるってきてしまいました。

なんなのこの二人!って。お互いこんなに想い合ってるのに・・・幼なじみ二人には二人の歴史があってそういうのがちょいちょい出て来るとぐっとこみ上げてくるものがある。。。

その後もせっせと病室へお見舞いに行く財前の健気さに( ´艸`)ってなってたのですが、吉利谷がヤクザになっていたというのを財前が知ったのもこのときですよね。

それは病室に組対四課の刑事がやってきたことから。

組対四課は主に反社会性力や麻薬絡みを担当しているので、その刑事が来たということでピンとくるものがあったのだと思います。

病室の外で二人の会話を聞き確信する財前。

刑事さんからあれこれ聞かれている吉利谷を守るように一見と財前が登場するのもなんだかいいなぁって思いました。幼なじみの良いところですよね!

刑事さんにここで「吉利谷の弁護士です」と宣言する財前・・・痺れました。それを許す星川先生もできた先生だなぁ・・・と。

ヤクザと関わったら何がおこるかわからないのに。先生も色々な事情を知ってるから財前には甘いのかな(*^_^*)

でも一人、財前が吉利谷に関わる事を嫌がる人物が。

そう。。。。一見です。

「お前が道を踏み外そうが 俺にはどうでもいいことだが 財前には迷惑かけるなよ」って。

これも愛ゆえの言葉なのですけどね。「俺にはどうでもいいことだが」って言いながら吉利谷の事さらっと助けたりする一見も好きですよ!

愛しの糸君を痛めつけられて幼なじみでも通報して逮捕させる一見も好きですし★わりと一見はサバっとしてますよね。だからこそ、吉利谷ともバランスがとれているのだと思います。

何だかんだでこの二人、仲悪そうで仲良しだと思います(≧∇≦*)

吉利谷には甘い財前にキュン

今まで友人だと思っていて、それでもいいから側にいようと決めていままでやってきた財前。

でも急に吉利谷にプロポーズされ動揺してたようです。

ツンツンではあるのですが。

どんなに怒っていても実際、吉利谷には甘い財前・・・好きです。この二人かわいいなぁって思ってしまいますね。

吉利谷が急にまっすぐ財前に気持ちを伝えるようになったのは、克也さんの死も関係していたようですね。(ちなみに、いくら気持ちを伝えても財前は真に受けてないです)

というか、吉利谷もですけどお互いに一番簡単な言葉言えてないんです。面と向かって「好き」って。なんとなくどれも回りくどいというか。

だから勘違いしたままなんですよね・・・財前が好きなのは一見だと吉利谷は勘違いしているし、財前は吉利谷は自分の事を友人だと思っていると勘違いしているし。

でも読んでて時々よく解らなくなるときあるんですよね。

いい加減・・・気付いてるよね!?って思う時もありますし(^_^;)どこまで鈍感なのでしょうかこの二人。

でもどんな形であれ。。。財前がプロポーズ受けてくれてよかった(*^_^*)

お前の一番になれなくてもって言ってたけど、とっくの昔にお互い特別な人になっているのですけどね。。。。はぁもどかしい。

丹羽っち・・・・

プロポーズを受けてくれて喜ぶ吉利谷。

そのまま財前を抱きかかえベッドへ連れていきます。もうね後半のシーンはみどころたくさんです!

財前もしっかりキスを返してるし、吉利谷のシャツを脱がせてたり(≧∇≦*)吉利谷が一方的にじゃないのがわかるから気持ち的にはキャー(≧∇≦*)ってなりながらページをめくりました★

でもね・・・最後まではそう簡単にはさせてくれませんね(笑)

吉利谷の携帯がいいところで鳴るの。

「携帯鳴ってるぞ」

「いや出たくない」

「出ろ!」

電話に出るこのシーンもすごく好き。かけてきたのが丹羽で・・・丹羽っち~~~💢💢💢ってちょっとなりました(笑)

でも丹羽の電話ってけっこう重要なのですよね。

ここからシリアス展開に突入していきそうな予感がしました。。。

隠し撮り

事務所の向かい側が火事という連絡を受けた吉利谷。

事務所に戻らないといけないのですけど・・・・財前の部屋を出るときのやりとりむちゃくちゃ素敵なので注目して読んでください♪

ツンデレ財前は仕方ないにしろ・・・それでも無言でちゃんと返してるのがイイ。

行くに行けない感じ・・・わかりますよ~。でボコられると(笑)そして事務所に戻ったら火は鎮火してるしねぇ(^_^;)

でもねぇこの火災は吉利谷とは無関係ではなさそう。

どうやらその向かいにビルから吉利谷の写真が出てきたと刑事がやってきます。

心あたりはないと答える吉利谷ではあるのですが。。。誰がどんな目的で探偵やとって調べているのでしょうね。気になります。

財前の元カノ

実は・・・財前の大学時代の元カノが登場します!

星川先生が入院しているのでその助っ人としてやってきた弁護士・天城さんが・・・なんと大学時代財前とつきあってたのだとか★

財前に彼女・・・想像してなかったから衝撃的でした。

一応説明の時も「同期」とあったので気にもしてなかったのですが。。。火弦が天城さんに財前といつから友人かと尋ねたら「元彼」といったようで。

元カノって聞いてお箸でつかんでた食べ物をぽろっと落として動揺してる吉利谷が可愛かったです( ´艸`)

ちなみに、二人の関係にはちゃんとカラクリがありますので。。。そこはコミックスで確認してみてください。

色々元カノの存在で暴走する吉利谷も楽しめます♪

描き下ろし

曜明×火弦。

ワンコがどれだけかわいいか。。。というお話(≧∇≦*)

エロありでけっこう激しい。曜明さんの表情の下・・・心の声がもっと知りたいなと思った描き下ろしでした!!!

火弦かわいいなぁ。。。。。(●´∀`●)

アマゾン限定8Pリーフレット

こちらも曜明×火弦。

火弦が財前のところでバイトをするときの話。吉利谷から話が来た時は曜明さんに確認してから・・・というのだったのですが、交換条件を出されて・・・という感じですね!

お宝お宝~♪♪♪

でもそれを曜明さんに見つかってしまって・・・・

んんん????曜明さんもしや・・・若かりし日の自分に嫉妬してる!?という視点でも読めてニヤニヤが止まりませんでした。

すっごく火弦を溺愛してるのが伝わってきます★このリーフレット・・・すごくオススメ。(いつもそうなのですが)

花鳥風月に関してはアマゾンは優秀!普段ほぼ何もつかないのに花鳥風月はこんなに豪華なのね・・・とびっくりしてしまいます。

7巻の財前のラストの顔もよかった(笑)今回のラストは・・・めくってびっくりでしたよ~。

どうしてびっくりしたかはドドンとエロ!!!!だったので。曜明さん何気にノリノリですよね( ´艸`)

感想まとめ

8巻も面白かったですね。過去編が終わり現在に戻ってからのキュン。。。

切なさももどかしさもあるけどこの拗れって幼なじみだからこそなんですよね。。。

8巻はちょっと不穏な感じもありつつ・・・二人の進展にテンションあがって楽しかったです。

9巻では隠し撮りされてた件が出て来るのかな?と思います。

あまり切ない感じにならないといいですね。。。。

しかし吉利谷×財前がまさか3巻にまたがるとは思ってもみませんでした。

急遽先生が組み入れたと確かあとがきか何かで書かれてたと思うのですが・・・。長くて2巻くらいかな!?と思ってたのでびっくり。

幼なじみだからこそ、ゆっくりゆっくりしか展開しないのだろうなぁと思っていたので嬉しい限りです。

急展開だとガタッってなることわりとあるので・・・。

二人がお互いの気持ちを確かめるエピってどういうのなのでしょうね。

吉利谷を一番に考えてくれる、一番に思ってくれる財前の行動がキーになるのかもしれないなと思ったりします。

吉利谷は人の一番にはなれないと思い込んでる節があるので。

それを財前にはぜひ!変えてほしいなと思います。早く9巻が読みたくなりますね!!!

ということで8巻の感想でした。

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