ほんと野獣10巻が発売されて先日読んだのですが、9巻の感想がまだだったと思うので(^_^;)長いですね~。さすがに9巻、10巻にもなるとコレ面白いから読んで~!!!と気軽にオススメしにくくなります。
長期連載は長期だからこその良さがあるのですが、ずっと読んでいる人には良いけれどこれから読む人にとったらなかなかハードル高いですよね。ていっても面白いから勧めちゃいますが(^_^;)
きゅんきゅんして萌えがあってちょっとエロい・・・だから展開的には読めたりしてても朝春と輝の絡みが大好きだから毎回買ってしまいます。
読みやすいですしね。P数もそんなに多くないので余計にサラサラと読めちゃうのかな。
ほんと野獣 9巻の内容紹介
かわいい顔してヤクザの輝と、警官の上田は甘々な、恋人同士。
しかし今回は、輝がちょっとヤバめの事件に巻き込まれた!
知り合いに「俺…殺されるかもしれねェ」と言われ、
助けるために奮闘した輝だったが、逆上した犯人に刺されてしまい――?
輝の猫耳ラブラブよみきりも収録した第9巻!
ほんと野獣って9巻からかこうとしてるんだけれど、実は全然感想書いてないことに気がつきました(笑)ダメじゃないかぁ~!!!
ということで、またおいおい1巻から感想かいきますね。
しかし最近イケメン度がさらにUPしていますよね(絵柄の)どちらかといえば、黒髪攻めのほうが小鉄子さんの攻では好きなのですが、朝春のやわらかい雰囲気だとやはり黒髪よりは茶髪ですね★
警官なのですが、けっこう変わり者の朝春大好きです。そして・・・エロいお巡りサンなところも~!!!
輝の元カレ登場に朝春は・・・?
今回、輝の元カレが登場します。この子がなにやらトラブルに巻き込まれているようで・・・
ヤクザ絡みなので輝に助けを求めてきました。
輝は乗り気ではなく、自分達で高飛びでもすればいいだろみたいな事を言うのですが・・・。
「冷てぇな輝・・・俺元カレなのに・・・」
と言われると、輝は
「それをいちいち助けなきゃなんねんなら体がいくつあっても足んねーよ・・・」
と墓穴をほります(笑)
朝春はすぐに反応してましたからね。「いくつあっても?」って( ・_・;)
やんちゃさんな輝ですからね~。。。だから朝春と1年以上続いているのがスゴイことなのかもしれませんよね♥
でも結局・・・輝はこのトラブルに首を突っ込んじゃうことになってしまいます・・・・。
ロミジュリといいながら仲良し
警察官とヤクザ・・・そう、ロミオとジュリエットのような関係かと思いきや・・・仲良しですよね(笑)
普通に家に行ったりしますし。
ほんと野獣では切なさ控えめだからワタシのようなビビリさんには丁度イイ。
でも、9巻では輝が例の元カレがもってきたトラブルで刺されてしまうのですが・・・警官である朝春は病院にすら行けませんでした。
様子を見に行きたいのに行けないというのが警官とヤクザの宿命なのかなぁと。
そして、輝のパパ(組長)が朝春に会いに来ます。
彼が言いたかったのは、「こっちにこい」という事でした。
警官であればこんな時に輝の側にいられない。守れない。
「なくすのが嫌ならテメェで守れ」
この輝パパの言葉の意味をずっと考える朝春。
でもね~どうするのかなって思ったのですが、輝がほんと男前でこういう輝にきっと朝春は惹かれたんだろうなぁ~って思います。
しかし・・・・組長さん自ら会いに来る警察官・・・・見つかったらヤバイですね(笑)
俺 輝のこと幸せにできるかな・・・
輝パパの言葉を考える朝春。
甘えてくる輝にふと朝春は言います。
「俺 輝のこと幸せにできるかな」
その言葉に輝は「は? なんだソレ」というのですが・・・・
「心配すんな いやんなるくらい幸せだぜ」と答えます。
こういうのいいなぁって思いました。幸せにできるかな?って不安な朝春に、嫌になるくらい(今)幸せだと。
これってもう朝春は幸せにしてくれてるぜ!って感じですよね(#^_^#)
こんな輝に救われるところもあるんじゃないかなって思いました。
こういうやりとりがやっぱり好きですね。
シリアス展開な作品だと、これで悩むんですよね・・だいたい・・・。
それでぎゅ~~~~~って切なさに胸が締め付けられてしまうというのがいつものパターン・・・。
でも、朝春と輝にはそういうオセンチな感じがほとんど無い。(今回朝春は悩んでましたけどね)それが返って作品の魅力なのではないかなって思います。
とにかく明るい。明るいから読んでて楽しい。
これが『ほんと野獣』の魅力的なところだと思ったりもします。
倦怠期
9巻で2人にまさかの倦怠期!?!?
朝春とイチャコラしようとする輝なのですが・・・朝春は気持ちここにあらず・・・という感じでこれはまさかの倦怠期!?と悩みます。
輝は今まで朝春のように深く付き合う事なかったので(付き合う➨別れるのサイクルが早い笑)どうしていいのかわからないんですね。
その打開策にはちょっとガクっとしたけど(笑)朝春には好評でした。。。(^_^;)
倦怠期と悩んでいたのですが、別に倦怠期というのではなく「組員になれ」と輝パパに言われたことをず~っと考えていたようです。
ここの輝の返しはちょっとぐっと来たのでそのアタリは是非読んで見てくださいね。
普通は側にいてくれたらうれしいなって思うのに、輝はきっと警察官である朝春も好きなのだろうなって思います(*^_^*)
ほんと野獣 9巻のまとめ
描き下ろしは、、、オチにくすっとなります。こういうオチのセンスはさすがですね~。
なんかあっという間に1巻読んでしまって、もっと読みたいなぁ。
山本小鉄子さん、コマ割も大きいからほんとサラサラ読んでしまう。。。テンポもいいから余計に読み終わるの早いです。
カバー下は礼人のプライドというのでこれもオチがあって面白かったですヨ。そして、初回限定(2冊同時発売記念/お参りですよ(5))の描き下ろしミニ漫画がついていました。
いや・・・最後どうみてもこれ賢慈じゃないでしょ・・・と思ってしまいました(笑)
9巻はちょっとトラブルに巻き込まれてピンチになりますが、それでも楽しくよめた1冊だと思います。
2人の関係に危うさがないから余計に安心して読めるというのも好きなところです。
電子書籍はまだ出ていないのですが、気になる人は是非チェックしてみてくださいね。