あがた愛さんの「僕は君のいいなり」はバラ売りでも読んでいたのですが、先日、【僕は君のいいなり】2巻が発売・配信されました。
同時発売の「23時のタイムシフト」も是非チェックしてほしいです(⌒∇⌒)またこれは感想に書きますね。
今日は【僕は君のいいなり】【僕は君のいいなり2】の感想を書いてなかったの続けて感想を書きたいと思います。
この作品はズバリ!エロいっぱいです。合体エロではないのですが。合体は最後の方で気持ちが通じあってからなのでその点は個人的にはポイント高し!
【僕は君のいいなり】があがた愛さんの初長編の連載作品だったようですヨ!
私が初めてあがた愛さんを読んだのは【東南角部屋彼の恋】という作品。この作品のイメージが強かったので、最初読んだときはえっ!?こんなエロエロの作品描く作家さんだったっけ?と名前を二度見してしまいました(笑)
どんどん作品的にも面白くなっていっていると思います♪では早速!
君は僕のいいなり 作品紹介
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注意ポイント
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内容紹介・あらすじ
「俺にだけ」冷たかった檀野先輩が、ある日、俺のジャージでオナニーしていた。
いつもの取り澄ました顔を乱して、切なげに潤ませた瞳で喘ぐ先輩。
この人をそんな風にいやらしくしているのは俺だってことに、ゾクリと高揚した。だからもう少し、この人を独り占めしていじめてみたいって思ったんだ…。
――恋を知らない冷めた後輩・木下といじらしいほどに健気で一途な先輩・檀野のエロティック・開発ラブ。
作品のみどころポイント
- 先輩後輩BLでエロ多め。
- 後輩くんが先輩の事を好きになっていく過程が面白い!
- 開発ラブなのだけれど、2人のエロは終盤!(身体から始まる関係とは微妙に違うのもポイント)
注意ポイント
僕は君のいいなり ネタバレあり感想
まず最初に言いたい。表紙は大切。知らない作家さんでも表紙を見て買うこともあるので。。。
逆に、表紙を見て買わない作家さんもあるんですよね(^_^;)願わくば・・・・普通に買いやすい表紙にして欲しい(笑)
私これからエロいの読みます!って言わなくてもわかっちゃう表紙ですよね。紙で買いにくいんです・・・・。こういう場合は通販か電子の選択肢になってしまいます。。。
ものすごくエロいのに、表紙は普通な作品も中にはあって、そういうのはすごくありがたい・・・と思う今日この頃。
エロイ表紙の人、そうでない人・・・作家さんのポリシーなのでしょうか・・・ね?
私、雑誌も良く読むのですが麗人だけはほんと書店では買いにくいのですよ・・・。必ずピンクのT首が見えてて。しかも必ず絡んでるの。
後ろはお尻がギリギリ見えるかどうか・・・な絵が。笠井さんがいつもイラスト担当されているのですが・・・
笠井さんか麗人さんのこだわりなんだろうなぁと思ってはいるのですが本当に書店では買いにくいんです。エロいのは中身だけで十分で・・・・表紙だけは普通に買えるようなものにして欲しいって思うのは少数派なんでしょうか・・・・!?
とまぁ今回のこの表紙を見てふと麗人とかぶってしまいました。。。表紙はあまり脱いでてほしくないって思います・・・・コミックスのなかでは思う存分脱いでもらって構わないのですが☆
23時のタイムシフトも危ない危ない(^_^;)
さて、話を戻して・・・・。今回の作品はエロいはエロいのですが、どちらかがふらふらするとかそういう話ではないのでとても読みやすいと思います。
先輩のある行動を目撃してしまった後輩くんが、先輩を開発していくというお話。
その過程で、先輩のコトを徐々に好きになっていってちゃんと恋人同士になるまでが今回の「1」で描かれています。
冷たくしても本当は好きな人
主人公の檀野は、電車で酔ってベンチで座ってた時に1年の木下に優しく声をかけられます。
彼から手渡されたタオル。
壇野は初めて会ったときから木下に好意を持ったようでした。
新入生の部活見学で彼を見かけ、壇野は声をけたのですが、木下は彼のコトは覚えておらず。そしてタオルも返せないまま。
壇野には以前大好きな人がいたのですが、気持ちを伝えた途端今までの関係が崩れてしまった経験がありました。
だからこそ、相手に気持ち悪がられたり、嫌がられたりするくらいならはじめから近づかない方がいいと思うようになってしまいます。
好きだからこそ、そっけなく冷たくなってしまうんですね。木下にもそうでした。
だから木下は最初は壇野がまさか自分のコトを好きだなんて思ってもおらず・・・。
そんな二人がどうして接近していったか。
きっかけは、壇野が部活中に倒れたこと。
保健室に運んだのが木下でした。彼は自分のジャージを壇野の布団の上に置いたまま、壇野が気づいたコトを確認してから去っていきます。
居なくなった後、彼が忘れていったジャージを着てみた壇野は彼の匂いに興奮し・・・・あるあるパターンですね。それを戻ってきた木下に見られてしまうの。
そして気持ちを知られてしまいます。
もう嫌われたと思った壇野ですが、木下は「面白いね 俺見てみたい」と言って壇野が一人でするところを見たいと言い出すという・・・・(^_^;)
これがきっかけで何故かエロエロなコトをする関係になっていきました。
でも、挿入するわけじゃないのですよ。
木下は自分はホモじゃないから突っ込むのはありえない、突っ込まないけど相手はしてあげると。。。
気持ちが通じるまでは手だけで
わりとこの1冊エロがたくさんなのですが、気持ちが伴うまでは木下も手だけのみエロイことをしているという感じです。
しかも一方的に壇野に奉仕している感じでしょうか。
だから終盤までは壇野だけがズボンを下ろしてたり、裸だったり。
いつも木下は服を着ています。
健気な先輩のいろんな顔を見たくなって・・・
中盤~どんどん木下が変化してきます。壇野は最初から最後まで木下のことが好きなのでさほど変化はありません。
エロエロになってくだけです笑
木下は、笑った顔の壇野を見て気持ちが揺らいだり、壇野の表情に胸がどきどきしたりするようになっていきます。
そんな彼が壇野を好きだと自覚したのは・・・・自分のT子が反応し出してから。
それと、壇野と仲良しの吉井の存在。
彼の前では壇野が良く笑ったりするのでそれが気になって仕方がなかったようです。
しっかり絡んだのは気持ちが通じ合ってから
木下が気持ちを自覚し、きちんと壇野の中に入りたいと思ってからのエロだったのでそこは個人的にはポイント高かったです。
始まりはどうであれ、やっぱり気持ちが通じ合ってからのエロはみどころがありますね!
すごく良かったと思います。
意外にエロエロメインな作品かと思ってましたが、2人の気持ちの結びつきに関してはゆっくりゆっくり描かれていたと思う。
そして、気持ちが通じ合ってからの2人の甘いこと!!!
木下はわりとワンコ攻になりそうだなとさえ思ってしまいました。
感想まとめ
ストーリーはやや王道気味。
身体から入るけど気持ちがだんだんと伴っていき最後はハピエン!というテンプレでした。
それでも、木下の変化はすごく丁寧に描かれてたと思いますヨ。
だから読んでて愉しかったです。
エロはまぁたくさんあって激しい部分と、冷静な部分との描き分けがすごくよくできてる作家さんだと思いました。
1で晴れて恋人同士になった2人。
また2ではどんな風に展開していくか楽しみですね!
ということで、「僕は君のいいなり」の感想でした。