羽純ハナさんの【妖しの箱庭に浮かぶ月】のBLコミックス感想です。こちらは実はバラで読んでいたのですが、コミックス版も購入。
電子でも読みました。
人外BLなのですが、相手がまさかの牛鬼!びっくり~。なかなか面白かったです。続編出たらうれしい。。。出ないかしら!?
妖しの箱庭に浮かぶ月 作品紹介
作者名 | 羽純ハナ |
出版社/レーベル | 双葉社 |
発売日 | 2018/12/7 |
オススメ |
あらすじ・内容紹介
以前勤めていた高校で心と体に傷を負い、私立鴉台学園へ赴任してきた高校教師・結城朱里。しかしそこは、生徒たちが妖しの特殊な学校であった。そのうえ学内では、生徒たちによる縄張り争いが行われていた。結城は赴任早々、鬼の赤月にマーキングされ、仲を深めていくが、赤月には隠したい本性があり――。
注意ポイント
【妖しの箱庭に浮かぶ月】感想レビュー
羽純ハナさんの人外BL・・・【レムナント】などのオメガバースがすごく好きで良く読んでいるのですが、今回は人外ものでもオメガバースとはちょっと違います。
教師×生徒で、わくわくドキドキの展開でした。
羽純ハナさんの「ペンデュラム」を読んでから人外モノが好きになってしまったので飛びついたのですが・・・
絵柄も妖艶で素敵だし、攻が好みなのですよね(〃'▽'〃)
牛鬼
人外BLといえば・・・けもみみだったり、バンパイア、獣人、人狼・・・色々あると思いますが今回はなんと牛鬼!
妖怪!?ってなりました。
しかも変化した時はお世辞にもキャ~!!!カッコイイ!!!とは言えず。
けっこう怖かったです。
ただ、その醜さがあるからこそのストーリーだと思います。
ちなみに・・・牛鬼とまではいかないのですが、その直前までの変化は・・・まだ大丈夫。目が黒くて怖いけど・・・・・。
あとは狐の白妙とかもいいキャラでした。
少しクセはあるけど、ラストはなんかかわいさもあって。
先生と上手くいったらいいなぁ・・・(*^_^*)
高林先生はあまり好みではないですけどね・・・。
マーキング
フェロモンとかそういうのではなく、今作にはマーキングというのが存在します。
赤月や白妙のような人外の子はマーキングしてターゲットを自分のモノだと知らせたりしています。
それは印として現れ、体液を交換したモノにはそれぞれのマークが浮き出てくるの。
でも。。。その縄張り争いではないですけど、高林先生を巡って白妙とからすの子がぶつかってしまうという問題が起こってしまうのですね。
それを止めに入った結城が怪我をしてしまって、赤月が激怒。
マーキングした相手に対しては、それぞれ色々な想いを抱いているのかなぁ~と考えたり。
嫌いな相手になんてそんな印つけないでしょうしね。
結城が怪我をしたと知って怒りが押さえられなかった赤月にはちょっとキュンとしました・
そうそう、牛鬼に変身した赤月くんはちょこっとジュダっぽいなぁと。
どんな風に変身するかは。。。お楽しみに♥
気持ちを通わせる二人
最初は突発的な事故っぽく始まった二人ですが・・・一緒に過ごすうちに赤月くんの事を知り、徐々に好意を持っていきます。
赤月に関しては。。。なんだかんだツンデレだけど結城を気にしてるのでふたりの関係性にはキュンが多いです。
本当の姿を見られるのが嫌だという赤月ですけど、結城はどんな姿でも受け入れるし触れて欲しいって言うのですよね。
こういうところに純愛っぽさがあってキュンキュンしました。
あとはなんと言っても!!!
気持ちを通わせた後の赤月くんの甘えモード!これがたまらないです!
続きが読みたいなぁ・・・・って思いました。
感想まとめ
作品としては牛鬼という珍しい人外でしたが楽しめました!
マーキングとかけっこう好きなのでなかなか良かったです。
白妙と高林先生の事にはちょこっとモヤっとじゃないですけど、もう少しハッキリとした何かが見たかった気も。
というよりも高林先生にちょいイラっとしました(笑)
白妙は好きなキャラです。
何より、この作品の中でいいなぁ~~~~~と思ったのが、赤月が全部結城が初だったということ。
より結城が特別に感じられるのでそこがすごく良かったです。
ちょっと変わった人外ものをお探しの人は是非読んでみて下さい。