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灰崎めじろ

灰崎めじろ【鬼が慕うは祟り神】新刊BL漫画感想/とっても一途でエロカワ!(ネタバレ注意)感想

2017-11-13

ビーボーイゴールドで連載時からすっごく好きで毎回楽しみに読んでた灰崎めじろさんの【鬼が慕うは祟り神】。

先日コミックスで出ましたのでそちらの感想です!

届いてからもう何度も読んでます。椿丸・・・可愛すぎ!そしてエロい!本当に灰崎めじろさんはエロお上手ですよね・・・

今回はファンタジーもので、エロは触手系ですので触手とか苦手!という人は気をつけてくださいね(*^_^*)

私は灰崎めじろさんの作品のなかでこの作品が一番好きです。

鬼が慕うは祟り神 作品情報

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作者名灰崎めじろ
出版社/レーベルリブレ/ビーボーイコミックスデラックス
発売日2017/11/10
紙書籍アマゾン詳細

[voice icon="https://snow-blmanga.com/wp-content/uploads/2017/10/60f4f007bae215d5d1979b1a3ef22a78.png" name="藤雪評価" type="r"]満足度★★★★★[/voice]

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内容紹介・あらすじ

「しい様を一人にしません。俺がずっとお側にいます」
鬼と人のハーフ・椿丸は、“見世物"として賊に捕らわれていたところを、廃退した森を司る祟り神によって救い出される。
ただ一人で永久の時を過ごす祟り神を、美しく思った椿丸は「しい様」と呼び慕い始める。

数年後、“性欲が強い"鬼の血を継ぐ椿丸の欲求が爆発! しい様の触手に自慰を手伝ってもらうようになり――?

一人ぼっちの祟り神×身寄りのない鬼と人のハーフ、孤独な二人が今惹かれあう――! 汁だく描き下ろしも大量収録v

作品の設定/テイスト

人外BL, ファンタジーBL  エロい ピュア 一途 ほのぼの 胸キュン

主な登場人物

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しい様(攻)

昔は大黒椎と呼ばれ奉られていたが、木が切り倒されてしまい、土地の木を抑えられなくなり祟り神となってしまった。孤独な神様。

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椿丸(受)

人間と鬼のハーフ。賊に捕まって搬送されていたところをしい様に助けられる。それ以来ずっとしい様のことが好き。鬼は精力を食らうのだが・・・・!?

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注意ポイント

感想は以下より。ネタバレ含みますのでご注意ください。
野良鬼拾いました

野良鬼拾いました

鬼が慕うは祟り神 ネタバレあり感想

灰崎めじろさんはとにかくエロさに定評がありますよね。

私は今まで【野良鬼拾いました】、【少年ポルノ玩具】、【愛しの蜜欲サーカス】読んだ事がありました。。。

どれもこれもエロいっぱいです。灰崎さんの作品は好み分かれると思うのですが、エロエロのなかに一途な感じがあってすごく好きなんですよね。

そして今回の「鬼が慕うは祟り神」はストーリーもすごく好きなのですよ(〃・ω・〃)

人外と人外のBLではありますが、孤独な2人が出会ってお互いを必要としてく姿はほんとに素敵でした。

椿丸の密かな恋

ストーリーは、鬼と人間のハーフである椿丸が祟り神に助けられたところから始まります。

椿丸は出会った瞬間からしい様が好きそうでしたね(〃・ω・〃)

本当に可愛らしくて椿丸の行動ひとつひとつにきゅんきゅんしてしまいます。

これも灰崎めじろさんの絵柄がすごくキレイでかわいらしいからっていうのもあるのですが・・・こんなかわいい鬼見たことない!!!

しい様に助けてもらってからは共に生活をし、成長していく椿丸。。。

身体も大きくなったけど・・・しい様への気持ちも大きくなっていきます。

成長した椿丸の絵柄もすごく好き。

かわいさはあるけどそれ以上に色っぽさも出てて素敵だなって思います!

椿丸はすごくしい様が大好きなんですけど、しい様はいずれ椿丸は自分元から離れるだろうって思っているんですよね。

でもそんな気など椿丸にはさらさらなくって、本当にしい様の事ばっかり考えてるの。

しい様に喜んで欲しい、しい様を支えたい・・・彼からしい様をとっちゃったらきっと壊れてしまうんじゃないかなって思うくらい強く想ってるんです。

それがこの作品のなかではキュンとなったり切なくなったりとみどころな部分です。

しい様に気持ちがバレないように・・・一生懸命な椿丸が本当に愛おしくなる作品でした。

しい様のヒミツ

しい様もね、すっごくいい味だしてましたね!

自分を慕ってくれてそして自分が育ててきたようなものなんですヨ。。。かわいい椿丸・・・

一緒にいる事で安らぐし楽しいけれど、椿丸にとったら下界におり他の娘と一緒に暮らす方が良いと思ってしまうんですね。

一方でやはり手放したくない、一緒にいたいという気持ちもあって葛藤していきます。

しい様の気持ちも同時に描かれているのでどちらにも感情移入できるのがこの作品の素晴らしいとこと!

エロだけじゃないと思えるのはすごく心理描写がうまく表現されていたからだと思います。

私が最初に胸がぎゅ~っとなったシーンがあるのですが・・・

椿丸に「山をおりろ お前のおもりに飽き飽きだと言うておるのだ さっさと出て行け」と冷たい言葉をかけてしまう場面があります。

でもこれはしい様の椿丸への愛があるからこその言葉だったんですよ。。。

寿命が短い椿丸・・・それならば山をおり女の子と家族をつくって生活するほうが良いと思ったからなの。

その時の椿丸は・・すごくショックを受けてたけど最後に一生懸命しい様のために作ってた押し花を持ってきたんです(T^T)

このシーン。。。いつ読んでもすっごく目頭がアツクなっちゃいます。

しい様はね、実は椿丸が最近よく山を下りてると感じてて、それは女の子の元へ通っているに違いないって勘違いしてたんです。

だからこそあの「山をおりろ」というセリフに繋がっていくのですが・・・

その椿丸は本当はしい様に色のある草花を見せたくてせっせと花たちを集め押し花を作ってたの(・_・、)

しい様の想い、椿丸の想い・・・それぞれが互いの事を想って行動したことだったけど・・・ここのシーンは切なかったです。

でもね、山を降りようとする椿丸をしい様ちゃんと引き留めるので大丈夫だったんですけどね(*^_^*)

でもこの引き留めるシーンで私・・・我慢してたのにどば~~~~~って涙でました。

雑紙で読んでたときも泣いたけど。。コミックスで通して読んだらより感情移入できてほんと涙。

そしたら一瞬でクスっと笑えるシーンになってて、こういうところも灰崎めじろさんの構成の上手さを実感しました!

別れ

鬼は人間にとってはいいイメージがないんですよね。

椿丸が山の下にちょいちょい行くようになり、その場面を人間に見られてしまいます。

鬼と一緒に住んでいるヤツが神様なわけがない、きっとあやかしになってしまったのだと人間たちは退治しようと動き始めます。

もちろん椿丸も狙われています。

それを察知したしい様は何とか椿丸だけでもと逃がそうとするんです・・・。

そしてしい様は・・・村人によって火が放たれ燃えゆく山と共に消えようとします。

思うのは椿丸の事。

最後に椿丸の事を思い出してるしい様のシーンにまたも涙・・・。本当に愛しく思っていたのだろうなというのが伝わってきて苦しかった・・・。

もうね胸がぎゅ~~~~~~~~~~~ってなってるところで椿丸が登場してさらに涙(T^T)

椿丸だけでも助かってくれれば良いと遠くへやったはずなのに、椿丸はしい様と一緒にと戻ってきたんです。

一緒に逃げていると、しい様は自分の背負ってきたものが少しずつ軽くなっていくのを感じます。。。

すると。。。自分の足からボロボロと崩れていく感覚が。

山の願いでできているしい様は・・・山が無くなってしまえば終わってしまうということなのでしょうか。

「置いていけ」というと椿丸は「しい様がいないなら何の意味もない」と号泣しています。

「おれにはこの世の全てよりしい様お一人の方が大事です」

しい様は椿丸のこの言葉に自分も重ね合わせ、ここで愛しい子を置いては行けない、他のやつには渡したくないと生きる事への執着が生まれるんです。。。

もう別れなければならないと思った時、しい様に変化が、、、。

執着の強さがなんと!しい様を鬼へと変化させてしまったようです。

別れかと思ってボロボロと流した涙の後に救済があってほんとうによかったぁ(T^T)しい様も椿丸もすごく幸せそうで、ここでラストのエロに繋がるのもほんとうに良かったです!

エロは触手系 2人の絡みはラストで!

鬼は精力を食べてお腹を満たすようで・・・(これは独自の設定ですね!)そのため、しい様は自分の根からその精力を椿丸に食わせます。。。と思ってたけど、単に根の汁を吸わせてただけでしょうかね?

根の汁としい様の白い汁は同じような味らしいですし(カバー下より)まぁ。。。どうなんでしょうね!?( ´艸`)

ですが成長するに従って、食欲だけではなく性欲までも強くなっていくんですね。

自分で自慰をしてみるはいいけれどいつもこの手がしい様だったらと思ってしまう椿丸・・・。

そんな彼の性欲を満たす手伝いをしてくれるしい様の根・・・。椿丸はしい様の意識とは別でこの根にも意志があると信じているのですヨ。

本当はしい様が椿丸のことが心配で監視するために這わせてた根なのでしい様には筒抜けなのですけどね!

この根と椿丸・・・エロイ(;゚ロ゚)

しい様には隠れてもてあます性欲を処理しているという設定なのでしい様は出てこないのですが・・・

触手系ってすっごくエロいなって思いました。(触手が苦手な人はもしかしたらこの作品苦手かも)

基本的には根と椿丸とのエロになるのですが、ちゃんと最後はしい様と椿丸の絡みがある!というのがもうね・・・ご褒美でした!

根は最後になくなっちゃうのでね。。。

最後の2人の絡みはちゃんとチューもあって、違いもはっきりしていたのがより素敵でしたヨ。

椿丸がすごく幸せそうでした(≧∇≦*)

灰崎めじろさんってエロ!っていうイメージがすごく強かったですが、今回は確かにエロは多かったけど全てのエロには理由があってそして最後は愛が溢れてて・・・とっても良かった。

描き下ろし

描き下ろしはエロでくるかな?と思ったら違いました!

数ページだったけどすごくほのぼのあったかくなるストーリーで、皆に愛されている2人・・・いいシーンで終わりました。

描き下ろしは6P (四コママンガ1P含め)とカバー下が2P分ありました。(カバー下にあとがきあり)

面白かったです!!!

鬼が慕うは祟り神 感想まとめ

ほんとうに面白かった!エロいだけじゃなくってキュンとなったり切なくなったり・・・。

しい様も椿丸もお互いが大事で大好きだからこそ、すれ違いもあったけど・・すごくいいお話だったなと思いました。

何より椿丸のかわいさが尋常じゃない!!!

超かわいい(T^T)

触手系のエロが苦手じゃない人はほんとうに読んで欲しい作品のひとつです!

そう。。。表紙がすごく作品の内容を表現していると思います。

しい様・・・すっごく葛藤してて抵抗していますよね。

あの腕の血管とか見て作品のなかでもこんなんだったなぁ~!!!ってしみじみ。

椿丸は・・・中身の方がかわいい絵柄です!

そして・・・裏を見てまたも涙。。。

幼い鬼が神様の手を握った時からこうなることが決まってたのかな・・・孤独な2人が出会って最後の笑顔になるまでが読めてほんとうに良かったぁ(T^T)

何度じわじわしたか!!!

オススメ作品ですので是非興味のある人は読んでみて下さいね!

電子書籍

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