面白かった!キュンキュンしましたこの作品。古矢渚さんは好きな作家さんで作家買いをしているのですが読み応えのある作品が次々に出てきますね!?!?エロナシですがすごく満足した作品でした。
2人とも可愛い~。電子で先に読んだのですが、アマゾンを覗いたときに【初回限定版】とあって何?と画像を拡大してみたら・・・初回限定版には小冊子が付くとかいてあって紙書籍も購入してしました!この小冊子が期待通りすごく良くて(#^.^#)
「あの時」と「それから」が収録されててすべて本編に繋がるようになっています。エロナシ作品だけどとっても満足いく1冊でした!
君は夏のなか 作品情報
男子高校生2人、夏、聖地巡礼。お互いに映画が好き―――佐伯千晴と戸田渉はそんなよくある共通点から仲良くなった。一緒にいると楽しい、自然とそうなったある日2人の関係を一変する出来事が…。落ち着かない気持ちの中、千晴が夏休みを使って“聖地巡礼”しようと持ちかけてきて…。人を好きになる、ということ。それはどうしようもない、ということ。男子高校生2人が紡ぐ、眩しくて愛しい青春劇。
②エロナシ&初心者向け
③読むなら紙書籍(初回限定版)がオススメ!※でもちょっと値段高くなります。
コミックス情報&評価
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コスパ | 全184P;5チケ |
ストーリー | ★★★★★4.5 |
エロ | ☆☆☆☆☆ |
満足度 | ★★★★★ |
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注意ポイント
君は夏のなか みどころ・注目ポイント
作品を出すごとにすごく魅力的になっていく古矢渚さん(#^.^#)今までは前作の「星だけが知ってる」が大好きでたが同じくらい印象に残る作品になっています。
今作は前作よりも少し若い高校生もの。
高校生らしい甘酸っぱさいっぱいの作品でした!いやぁ面白かったです。
作品を読み進めていくと、実はこの2人は幼いときに会っていたという・・・。なんとも大好きな設定でした。
再会BLで高校生ものでそしてピュアもの。大好きな設定ドストライク!
またね~絵柄とストーリーがすごくマッチしているんですよ。。。なんか表情を追うだけでキュンキュンしてしまうようなそんな作品でした。
映画で繋がる2人
2人は趣味が似ていて「映画」が好きなのですが、それ繋がりでストーリーが進んでいくのはとても良かったです。
ラストも、映画で繋がってたからこそ再会できたといっても過言ではないと思います。映画の聖地で再会しているんですからね!
映画が趣味で仲良くなった2人にはピッタリのストーリー展開だったと思います。
俺の気持ち知っててくれたらそれだけでいいから
この台詞にきゅんきゅん来てしまいました。告白した千春は渉に「受け入れてくれなくていいし 好きになってくれなくていい」と言うんです。
でも「俺の気持ち知っててくれたらそれだけでいいから」と。今までどおりにしてくれたら良いと伝えます。
本音は違いますよね。でも、振り向いてくれるとか好きになってもらいたいとかそういう気持ちを最初から排除していたのだろうなぁと思うとなんだか切ない気持ちににもなりました。
高校生が好きになってくれなくてもいいって・・・そんなはずないでしょう?でも、男の子と男の子だから期待するとダメだと思っているからか・・・それとも家庭の事情のせいなのか・・・
そういうのも伝わってきて、色々な事を我慢しているような千晴はちょっと切なかった・・・モテ男くんの一途な想いってほんと読み応えあるなぁっていつも思います。
繋がる過去
実はね、この2人・・・幼いときに会っているの。
高校入学してすぐに千晴はすぐに渉に気がついてそれから好きになっていくのですが、渉は後半まで気づきません。
でもふとしたときに過去にこんなことがあったんだよな~と話す渉。
人物が重ならなくても渉にとってもすごく印象深い出来事だったみたいですね(#^.^#)
渉が過去の事を覚えていたことに千晴はすごく歓びます。それがわかるシーンがあるんですよね。
でもそれは千晴に言われるまで渉は過去の子と千晴は一致していないのですけどね。
幼少期の千晴には渉の存在がすごく支えだったんだろなぁって思いました。
歯ァ食いしばれ
実はこのシーンがすごく好きだったりします。ある日突然引っ越してしまった千晴。。。
渉はどうしようもない気持ちになるんですよね。そして1通の手紙が渉の元に届きます。
この手紙で過去に出会ってたことなどを知ることになります。
千晴はもう会わないつもりで書いた手紙だと思うのですが、渉は消印などからある場所を思いつくんですね。
これも「映画」にちなんだ場所。(こういう細かいところもすごく好きです)
再会したときに涙を流して抱き合うという場面はけっこうあるとは思うのですが、、、私ならきっと渉みたいな行動を取ると思いました。
「歯ァ食いしばれ」っていって一発殴るんです。ワカルヨ!!!殴りたくなる気持ち!!!
だって急にいなくなられたら悲しさよりも腹が立ちますよね。何も言われなかったんだから。
でもね「二度と俺に顔見せんな!」って激怒してからがとっても良かった(・_・、)
そんなワケないのよ。
確かに怒りもあるけど、会いに行って「顔見せんな!」が本音なわけない。
会いたいからこそ、必死で思い当たる場所を探してその場所まで来たんだもんね。
この流れでの渉からの告白・・・もうギュ~っとなるしきゅんとなるし・・・そして真剣な渉に対しての千晴の気持ちも・・・すごくぐっときました。
「何も望んでないなんて嘘」
本当は思い出になんてしたくない、声が聴きたいし会いたい、触れたいそばにいたい。。。
「俺を見て欲しい」
もうね~このラストの場面はほんとみどころいっぱいだからきゅんきゅんしながら読んで欲しい!
甘酸っぱい。
甘酸っぱすぎて・・・(クソ・・・もっかいきゅんきゅんする恋がしたい・・・)って思ってしまいました笑
小冊子の感想
本編は気持ちが通じ合ってちゅーして終わりなんですよね。
そして・・・アマゾンの画像でみつけた小冊子という文字で購入した紙書籍。
表紙含めず32P 。たっぷりありました。
「君と夏のあと」というその後のストーリーと、「君と君」という2人が仲良くなる前の千晴の心情が読めます。
君と君のあとは・・やっぱりその後だからエロも期待したのですが、どこまでも清らかでした笑
ちゅーはあります!でもこのみどころはそこじゃな~い!
なんてかわいいんだろうこの2人!!!って思ってしまいました。この2人のその後がもっとみたいなぁ・・・
本当にそう思える2人ですね。
「君と君」はまだ仲良くなる前のお話。
千晴がどんな気持ちで渉を見ていたのかがわかります。
最後の最後でこの千晴視点を持ってきたのはすごくよかったなぁと思いました。
なぜって・・・もっかい最初から読みたくなるんです。。。そういう気持ちでいたのか~と思いながら読むと2度面白いです!
君は夏のなか 感想まとめ
こちらの作品は電子と紙書籍を購入して読んだ作品です!
電子は安いのですが、小冊子がつきません。紙書籍は950円とちょっと高めなのですが小冊子がついてきます。
この小冊子は電子には付属していないので個人的には紙書籍推奨です!
ただ、小冊子にエロはありません。
2人のエロを期待して購入してもちょっとガッカリするかもしれないのでネタバレですが書いておきますね。
でもでも、エロなくても満足できる小冊子だと個人的には思いますヨ(#^.^#)ピュアラブお好きな人はぜひチェックしてみてくださいね。