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さちも

さちも『かしこまりました、デスティニー~Answer~ 上巻』BL漫画感想。魂の番か愛する人か

2017-05-24

さちもさんの『かしこまりました、デスティニー~Answer~上』を読みました。来月発売の下巻が待ち遠しくて仕方が無いです。ちょっと切ないですが、実はこの2人の結末を知っているのですが(オメガバースシーズン3(6)を持っているので)覚悟しながら読まなくては。αとβのカップルに訪れる最大の試練・・・これをどう切り抜けていくのか。ちなみに下巻は泣きますきっと・・・。この上下巻はオメガバースのなかでも傑作になると思います。

かしこまりました、デスティニー~Answer~上/内容紹介

オメガバースで、執事乱舞。
平凡なβ VS. "魂の番"(たましいのつがい)

西園寺家の執事・宮内(みやうち)(β)は上司である執事長・久藤(くどう)(α)と、セフレ以上恋人未満の関係。
久藤は深い愛情を注ぐが、宮内はβであるという引け目から自分の気持ちを抑え込もうとしていた。
そんな矢先、久藤の前にハジメ(Ω)が現れる。彼は宮内が恐れいていた存在、久藤のーー"魂の番"。

マッドサイエンティスト、謎の多い美少年、新たなキャストを迎えてより一層盛り上がる
『かしデス』シリーズ第2章を刮目せよ!

①久藤の宮内への愛が試される!
②愛する人か魂の番か・・・
③平凡なβだからと諦めている宮内が切ない

今回紹介する作品はこちらです

かしこまりました、デスティニー~Answer~上 コミックス&評価

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かしこまりました、デスティニー~Answer~上

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かしこまりました、デスティニー~Answer~上

2017/5/24

アマゾン詳細

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ストーリー★★★★★
エロ★★☆☆☆
満足度★★★★★
テイスト胸キュン
ハラハラ

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注意ポイント

かしこまりました、デスティニー~Answer~上の感想は以下より。ネタバレ含みます

かしこまりました、デスティニー~Answer~上はここに注目して読みました!

まず、今回の組み合わせがα×βであること。オメガバースでαとβがくっついた作品は思い出せる作品の中では無いのですごく新鮮。βとΩは何作品かあるんですよね。『ロマンティック上等』これもなかなか切なかったですが最後はとてもヨカッタねと思える展開でした。

βがΩに突然変異したというぴいさんの『パラダイムシフト』も設定が変わってて面白いです。

そんな作品の中でも純粋にスパダリαとβの組み合わせっていう今回のかしデス。(長いので内容説明にあった省略を使わせてもらいます(*´Д`*))
順調かと思いきや、宮内大好きな久藤の前に・・・『魂の番』が現れるという今回の設定でした。

でもおかしいですよね。

魂の番って本人たちにしかわからないのに、なぜ連れてくることができたのか。。。
連れてきたのがサイエンティストというのも気になります。

とにかく、今回はα×βカップルにαの魂の番が現れたという展開に釘付け。

どんな風に2人が未来を切り開いていくのかも見物だと思います。

宮内の心情が切ない

本当にβだからこその葛藤が手に取るようにわかる。一気に入り込んでしまいました。

Ωは自分達を卑下するのも置かれた状況などからよくわかるのですが、βであるともまたツライんですよね。その相手がスパダリαならなおさら・・・。
セフレと言いながらホントはお互い大好きなのにその一歩が踏み出せないんです。

Ωは立場が弱くても葵のように『魂の番』に出会うこともできる。子供が出来て幸せになることも・・・。

αとΩの特別な絆。それがβにはないんですね。

葵と次郎を見ながらそう感じている宮内がすごく切なかったです。

でも、「意味のない行為」って言ってても久藤が首を噛む仕草にはなんだかぐっと来てしまいました。

久藤の魂の番が現れた時、宮内が自分の人生を振り返りながら久藤の幸せを願う場面があるの。もうね・・・胸がぎゅ~~~~~ってなりました。
運命に翻弄される2人だけど、それに抗ってでも絶対に幸せになって欲しい!!!そう思わずにないられない上巻だと思います。

オメガバースってαとΩが多く描かれているけれど、単純にそういうフェロモンみたいなので惹かれ会わなくても好きになる2人がいたっていいじゃない(〃・ω・〃)って思います。
だからこの2人が好きなのかも。

愛する人か魂の番か

宮内大好きな久藤ですが・・・そんな久藤の前に『魂の番』と言われる少年が現れます。

ここから2人の関係が崩れて行くんですね。

その少年の名前はハジメ。

ハジメは運命を受け入れ「久藤さんが好きだ」と言って彼を見つめてきます。匂いによって惹かれてしまう2人・・・。

でも久藤は宮内が大好きなので葛藤するわけです。

愛する人がいるのに細胞が反応してしまう。。。宮内も切ないですが、自分には宮内がいると心を痛めている久藤の姿も切なかったです。

今回の上巻では、魂の番が現れたというだけで動きはさほどありません。主に葛藤場面が多く描かれて居たと思います。

でもね、あのツンツン久藤が頬を染めるのも一喜一憂するのも宮内に対してだけなんです。

ずっとそういう純粋な2人が読んでいたい。

宮内もそんな久藤だから惹かれたし、好きになることが出来たと思うのに。。。

でも2人が幸せになるためにはこの『魂の番』問題は片付けておかねばならないので最終話は読んでいますがそこに至る過程は読んでいないので本当にビクビクしながら読まなくては。

久藤はスパダリだし、宮内の心を振り向かせた強い気持ちを持ってるからフェロモンになんて負けないで!!!と願うばかり。

「彼はまだ知らない」が最高に萌える

この上巻は切ない場面はあるものの、しっかりと甘い2人も読める1冊になっています。私は最後の「彼はまだ知らない」がすごく好き。

次郎の計らいでデート!?にでかけた2人。

このストーリーは宮内視点ですが、久藤に惹かれ彼が特別なのだと私たちにも伝わってくるのがすごくイイ。

もうね、読んでるとドキドキするしこっちまで久藤が好きになっちゃうの(〃・ω・〃)
ここは是非読んで欲しい。

さちもさん最高です!

今まで葵を守ることだけに全力を尽くしてきた宮内が初めて好きな人と身体を重ねたりキスをしたり・・・そういう行為に意味があるのだと身をもって実感するストーリーはすごく素敵でした。

何もかも久藤に出会って知った自分。。。なんかここの宮内が切なさもあるのだけれどすごく素直でかわいくて何度も読み返してしまいました。

今の宮内が幸せを感じるコトができるのは久藤と居るときだけなのですよ(〃・ω・〃)

かしこまりました、デスティニー~Answer~上 感想まとめ

電子だと148Pと出ていました・・・。短いのに7チケで高いなーなんて思ってたけど読み終わったら下巻早く読みたい!って思いました。もうね高いなんて思わないくらいこの148Pのなかにぎゅぎゅっと詰まってた感じがします。

すごいなぁ。。。αとβに焦点をあててそこに魂の番をセッティングしてくるなんて。

「魂の番」だから細胞で惹かれあう存在なんです。好きとかきらいとか無しに・・・。それをどう宮内と久藤が乗り越えていくのか本当に下巻が見物だと思います。

読んでたらね、ほんとこの2人は想い合ってて切なくなるの。

すごく面白かったです。140P台でこのクオリティはさすがとしか言えないくらいハマりました。

素晴らしいです!Answerですからね。何の答えなのかも下巻で見つけていきたいとおもいます。早く6月になれ~!!!

かしこまりました、デスティニー~Answer~上/電子書籍

今回は紙書籍同時配信でした!

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かしこまりました、デスティニー~Answer~ 上

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久藤と宮内の馴れ初めはこちらを読んでね♪

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かしこまりました、デスティニー オメガバース

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かしこまりました、デスティニー

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