みちのくアタミ『レッドベリルにさよなら 1巻』人外BL漫画感想/俺をひとりにしないでくれ

レッドベリルにさよなら みちのくアタミ

みちのくアタミさんの吸血鬼モノです!こちら表紙がとっても素敵。若干グロテスクぎみな(血が口から垂れているので)感じですが私はこの表紙の目が好き。とても綺麗な色合いです。このストーリーは献身的な青年×死にたがり吸血鬼という事で・・・みちのくアタミさんの今までの作品とはちょっとテイストが違います。そこも見所になっているかと思います。

レッドベリルにさよなら/作品紹介

レッドベリルにさよなら 1
フロンティアワークス (2017/4/22)

アマゾン詳細
絵柄 ★★★★★
ストーリー ★★★★☆
エロ ☆☆☆☆☆
満足度 ★★★★☆4.5

レッドベリルにさよなら/内容紹介

【献身的な青年×死にたがり吸血鬼】「だったらオレを殺してくれ」子供の頃から誰にも必要とされず、自分の価値を見出せないでいた昭彦。生きることを諦めかけたその時、命を救ってくれた男・和重は、永い時を孤独に生きる吸血鬼だった――。恩人に何かお礼がしたい、と和重の元へ通う昭彦だが、「もうここには来るな」と冷たく突き放されてしまう。それでも彼の不器用な優しさに触れ、もっと知りたい、自分を見てほしいと惹かれる気持ちは抑えられず――。

登場人物

小林昭彦:子供の頃から誰にも必要とされず、自分の価値を見いだせない。人間。
津田?和重:吸血鬼。昭彦と出会う半世紀以上も前に吸血鬼になって死にたがっている。
レッドベリルにさよなら1巻の感想は以下より。ネタバレ含みます。

レッドベリルにさよなら1巻はここに注目して読みました♪

このストーリー、よくよく読むと冒頭から過去に戻っていることがわかります。

個人的な予想としては、昭彦は和重と同様吸血鬼に最後なると思うんですヨね。だから冒頭のお墓は人間だった昭彦のものだと思います。

一応、「人間の昭彦」が死んだということでストーリーはそこに行き着くまでが描かれるのだろうと予想しています。
冒頭で電話しているのは吸血鬼の昭彦ではないのかなと。。。

ということで、1巻はそういう目で伏線というか私がそう考える根拠となったものを記しておこうと思います。

2017年7月14日から過去へ

冒頭、和重がお墓参りに来ていましたね。この日付が新聞を見ると2017年7月14日

この日付はお墓参りのことを考えると「小林家の墓」に入っている誰かの命日だと思われます。

ここは後々出てくる日付になると思うので自分用に覚え書きしておきます。

炎天下のなか、日傘をさしている和重。

「あつくて死にそう・・・」と言っています。何気ない言葉なのですが・・・

死にたいと願う吸血鬼とあったのですがこのセリフはなんだかそういう意志が感じられませんでした。

なので、もしかしたら2017年の時点では和重は「死にたい」と思わなくなっているのかもしれませんね。

必要として欲しい

昭彦は孤児であるというのもあってすごく孤独感が強いんですよね。

誰からも必要とされていないと感じ、自分の存在意義がわからない状態でした。

それが和重と出会い、少しずつ変化していきます。

昭彦にとって和重が自分の存在価値をわからせてくれる存在であり、また存在意義になるのだろうと思います。

ここで問題になってくるのが「人間」と「吸血鬼」なんですよね。

昭彦は和重とともに在りたいと思うようになるはず。だから昭彦はきっと吸血鬼になりたいと思うんですヨね。

血を欲する和重に血を吸われたいと思うようになるのではないかしら。

でも、和重は血を吸えば昭彦が吸血鬼になる。

自分が感じてきた孤独・苦しみを与えてしまう事になるので拒否することになります。

「僕に何かできることがあれば」という昭彦に「だったら俺を殺してくれよ」と言うわけですね。

昭彦はもちろん拒否です。

そして「僕にして欲しい事がみつかるまで通いますから」と言って和重の世話をあれこれするようになります(*^_^*)

今後・・・和重のして欲しい事というのが『自分とともに生きて欲しい』という願いならなんてロマンティックなんだろう?と想像しながら読みました。

もともと、昭彦も誰かに必要とされたいと強く願っている人ですからね。

お墓の事も個人的には悲しい意味ではないと思うんですヨ。

人間である今の彼は、生きる価値を見いだせずにいたんですよね。だからそういう自分にサヨナラして新しく生まれ変わって生きる

これが今回のテーマでもあるのではないかしら?

だからお墓は、自分が人間の小林昭彦の命を奪った日でもあるので和重がお墓参りをしているのかな・・・ってどうしても考えちゃいます。

レッドベリルにさよなら

このタイトルの意味を考えてみました。

レッドベリルって宝石なんですよね。ググればすぐ出てくるとおもうので気になる人はぜひ。

さて、どうして「レッドベリルにさよなら」かということですよね。

宝石が関係してるのか。。。宝石言葉や意味が関係してくるのか・・・

宝石言葉を拾ってかいてみると、(幸福、永遠の若さ:欲情を刺激)意味は(幸せとは、心身ともに、いつまでも若さを保てること)とありました。

う~ん・・・・よくわからない~。欲情を刺激というのがサヨナラなら、本当に番みたいな人を見つけたら何かわかるのかな?とか想像できますけど・・・幸福にサヨナラって寂しいし・・・。レッドベリルは何かの例えなのかも。

私としては、赤い宝石:吸血鬼と連想するのはどうしても「血」なんですよね。

そして「レッドベリル」で思い浮かぶのは・・・希少価値が高いという言葉。

和重にとって唯一無二の存在になった(なるはず(笑))の昭彦の血というのがレッドベリルなんじゃなかろうか?と思うんですヨね。

さよならというのは「人間の昭彦」の事なのかなぁと。結局血を飲まなくては吸血鬼にはなれませんからね・・・。

血をレッドベリルにたとえているのではないかなぁと思います。(予想ですけどね)

絶対誰の血も飲まないと言っている和重がどういうカタチで昭彦の血を飲むことになるのか(って決めつけちゃってますがまだわかりません(笑))今後のみどころになっていくと思います。

ここで疑問

いちおう・・・昭彦も吸血鬼になる設定で考えていきます。

・お互い吸血鬼になったら・・・血はお互いのを吸いあうの?

和重はすでに吸血鬼で昭彦の血はいわば「餌」。

だったら・・・もし和重に吸われて吸血鬼になった昭彦は誰の血を?

お互い飲みあうか・・・輸血バッグかでしょうか?どうでもいい疑問ですが(^_^;)

その他みどころ

とにかく絵が綺麗!!!みちのくアタミさん・・・好きです♥

特に和重の絵柄がツボ。和装にもよく似合うし、なんていうかキレイ。ますます絵がお上手になって素敵です!

仲間にするかどうかより、恋人に先になるかどうか(〃・ω・〃)というのも気になるところ。

まだまだ1巻はラブ要素が低め。

吸血鬼BLの導入という感じでしょうか。

今後のストーリーでおおきく展開が動くと予想されます。楽しみ!

レッドベリルにさよならの感想まとめ

みちのくアタミさん・・・わりとエロ多い作家さんだと思ってましたが、この作品は1巻はエロナシ。

それでも吸血鬼である和重の葛藤だったり過去だったり、昭彦の闇(存在価値がないと思っているところ)だったりが描かれてて、それを踏まえて2人が惹かれあっていっているのがすごくよくわかるんですよね。

丁寧にそのアタリは描かれているのではないかと思います。

死にたい吸血鬼と存在価値を見いだせない人間。

2人が出会ってこれらの考えが変わっていくのかなと。

和重が昭彦を必要とする➨昭彦の存在意義になる➨昭彦の存在があるから「死にたい」と思わなくなる➨ハピエン。

にならないかなぁ~~~~。。。

ということで、それは2巻のお楽しみですね(*^_^*)とても面白かったです。

やはり綺麗な絵で吸血鬼ものが読めるというのはそれだけでポイント高し!!!

満足度4.5にしたのは今後更に盛り上がってくるとおもったので5はそこに取っておきます♪

レッドベリルにさよなら/電子書籍情報

1巻その後のストーリー

1巻の続きがきになりますよね。

1巻その後のストーリーはダリア8月号から連載再開のようです(*^_^*)

ダリア8月号もしっかり感想を書きたいと思いますので気になる方は最新話是非チェックしてみてくださいね。

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