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座裏屋蘭丸

BLコミックス感想【コヨーテ2】座裏屋蘭丸 人間×人狼 切ないロミジュリ愛 

2018-10-05

[keikou]※10/05~Renta!先行配信で電子書籍の配信がはじまりました![/keikou]

座裏屋蘭丸さんの【コヨーテ2】が発売されました。こちらは大好きな作品で、雑誌でいつも最新話を追いかけています。

8月25日にはサイン会もありましたね!私は残念ながらご縁がなく・・・またいつか機会があればリベンジしたい!と思いました。

ツイッターなどを拝見していると、とてもステキな先生なのだろうなぁ(〃'▽'〃)と。

さて、コミックスの感想ですが、2巻はとても濃厚。いろいろな事が動き始めました。ほんとハラハラドキドキ。

ヨシュとコヨーテには幸せになってもらいたい、本当にそう思いながら2巻は読み終えました。

コヨーテ2巻 作品紹介

コヨーテ2

アマゾン詳細

作者名座裏屋蘭丸
出版社/レーベルフロンディアワークス/ダリアコミックス
発売日2018/08/22
藤雪の評価

[keikou]※まだ完結していな作品です。[/keikou]

内容紹介&コンテンツ

君に出会った時から 僕は恋に狂っている

〈人狼〉であることを隠しながら暮らすコヨーテと、人狼を狙うマフィアの後継者でありながらそれを嫌い、バーのピアニストとして働くマレーネ。
コヨーテの発情期がきっかけで深く結ばれた2人だが、それを余所に人狼とマフィアの抗争が激化していく。
そして、ついに人狼達はマフィアの解体に動き出すが、コヨーテに再び発情期が訪れて――。

2巻のコンテンツ

  • コヨーテ5話~8話
  • Sweet days7 Scene5 マレーネ宅での1週間

コヨーテ2巻のざっくりとした内容・感想

ざっく

  1. 自分の幼少期の頃の写真を持ってたコヨーテに何かを話したいけど言葉にならないヨシュ
  2. ヨシュからコヨーテの匂いを嗅ぎ取ったミミ。ここから事態が急変する
  3. キーファーからヨシュが同胞三人を殺害したと知らされたコヨーテは・・・
  4. ヨシュとコヨーテに亀裂が入る。
  5. ヘレマの言葉に、リリーを自分のものにしたいと再確認したヨシュ。。。次なる行動は!?

注意ポイント

感想は以下より。ネタバレ含みますのでご注意ください。

おすすめ

VOID

刷り込まれた記憶を、愛は、超えることが出来るのか ――。マキの元にやってきたヒューマノイドのアラタは、容姿と記憶の一部をコピーしたハイスペックな【愛玩タイプ】。しかも最初に見た人間を好きになり依存する【すりこみ機能付き】…

藤雪評価:

ネタバレあり感想 コヨーテ2巻

まず、1巻の時の感想で・・・今後出てきそうな事とか気になってた事を書いていました。

  • キーファーの過去とガーランドの息子夫婦の死の真相
  • ガーランドの長は実はボケてる?(笑)
  • ランドルフは味方か敵か。
  • ドミニクとドミニクの部下(ハリス)は今後重要人物になる?⇦ハリスは多分死んでいる。
  • 銀の玉
  • コヨーテが自分の写真(子供の頃)を持っている事を知ったヨシュはどうするか?

>>>>コヨーテ1巻感想

キーファーの過去は・・・今回ちょこっと出てきてました。

ヨシュの祖父であるガーランドの長はぼけているは。。。。ちょっとよく解りませんが、その可能性はまだ残っていると思います。

ドミニクに関しては・・・私はドミニクは実はヴァラヴォルフなのでは?と思ったりしています。根拠は・・・目。そしてもしかしたらコヨーテ父の可能性もあるのではないかと。

まだまだ知りたい事はたくさん。3巻もまためまぐるしく状況が変化していくのかなと思います。

さて、2巻なのですが、切ない展開が続きました。コヨーテの涙にギュギュっときてしまいましたヨ(T^T)

ヨシュ=マレーネだと知ったコヨーテは・・・

幼少期のヨシュの写真を持ってたコヨーテ。それを見たヨシュはヴァラヴォルフが動き始めたのだと察知します。

そして・・・コヨーテもまた自分が殺すように任命を受けた人物がヨシュなのだと知ります。この知るきっかけはミミ。

ミミはヨシュの偵察をしていたのですが、彼からコヨーテの匂いを嗅ぎ・・・彼とコヨーテに何らかの接点があるのでは?とコヨーテに詰め寄ったことがきかっけ。

消す人物=ヨシュだと知ったコヨーテはキーファーに聞きにいくのですが、そこで知った事実に打ちのめされます。

事実を確認するためにヨシュの家に行くのですが・・・この時の会話がツラかった。。。。

やはりすれ違っちゃうのだなぁと。

2巻は冒頭からカラーで肌色だったので・・甘々が続いていくと期待していた人は一気に堕とされる感じになっちゃうかと。

切ない展開だよ~と覚悟しながら読む方がまだ心臓には優しいかもしれません( 。-_-。)

ある意味、二人がどういう人物かというのを知ることは必要な事。だから今は切ないですがこれで隠し事が減ったというのは良しと考えなきゃ!と私は読みながら思いました。

ずっと正体を隠したまま付き合うことはできないですから。

でも・・・できればヨシュの口から事実を知るべきだったかなと。口から出なかったヨシュ・・・それもよくわかるから責めることはできません。

とにかく・・・二人はお互いどのような人物なのかはっきり認識したのでこれからはさらにオープンにロミジュリ展開になっていきそう。

キーファーのなぞ

ヴァラヴォルフをまとめているキーファー。

彼もまた私の中では謎でした。でも彼もツライ過去を持っています。

妻子をガーランド家に殺されてしまったようです。

それは作中の会話からなんとなくは読み取れるのですが・・・今回はキーファーの口からはっきりと殺されたのだというのが出てきました。

キーファーも今後ツライ選択に迫られそうですね。

コヨーテも大事、だけどガーランド家は潰したい。

最後キーファーはヨシュに対してどういう風に決断するのか楽しみでもあります。

あと、キーファーとドミニクはおそらく繋がっています。1巻を読んでみるといろいろと接点がありました。

コヨーテの名前の由来と過去

今回の2巻は衝撃的な事実がけっこう描かれていました。

一番私がびっくりした事・・・それはコヨーテがヴァラヴォルフ×人間だったということ。

彼は確かヴァラヴォルフの血は受け継いでいるけれど、人間の血も混じってるというのにびっくり。ハーフだったのですね。

だからなのですね。ヨシュがコヨーテは自分の知っているヴァラヴォルフではないと言ってたのは。

身体つきが自分達と変わらないと以前不思議そうに思ってた場面がありましたよね。そういう事だったのか・・・と思いました。

母親はすでにこの世にはいないのですが、父親はまだ生きているのか死んでいるのか生死は不明。

2巻では、コヨーテという名前についても描かれていました。

キーファーから語られる「コヨーテ」についてのこと。。。

コヨーテは名前のようで名前じゃない・・・仮の名前だったようです。それは、コヨーテが保護されたとき、彼は母親が倒れたことのショック(その後亡くなってる)から言葉が話せなくなります。

話さないまま数年。ひょんな事から話すようになったコヨーテですが、自分の名前を忘れていました。数年口にしなかったのもあったようです。

すると、子供達がからかうように「コヨーテ」という名前をつけたのでした。

「コヨーテ」は狼に似ているけれど狼じゃないの。(オオカミの親戚みたいなものですが)

身体も小さく、それがきっとコヨーテと重なったのだと思います。皮肉交じりのこの名前・・・それでもコヨーテは彼らに馴染むために努力をしてきたのだと思います。

今ではすっかりヴァラヴォルフの一員。

ヘレマとヨシュ

コヨーテの信頼も何もかも失い、ヨシュは自暴自棄になっていたのですが・・・

そんなヨシュを奮い立たせたのはヘレマでした。

偶然会うのですが、ヨシュは今の気持ちをヘレマに話します。

どうして普通の恋ができないのか、酷い運命だと語るヨシュに、ヘレマはそんな劇的な出会いをしたの?と問います。

でも出会いは普通のピアノ演奏者とお客だったのですよね・・・

それをきいて、ヘレマはそんなよくある出会いをヨシュ自身が運命的なものにしようとしているのかしら?と。

そしてそんなに障害のある相手ならいっそのこと止めてしまいなさい、人は星の数ほどいるのだから・・・と言うの。

酷い運命と言ってるけど、ヨシュが手を引けば案外あっさりと終るのではないの?と・・・

ヨシュはそうかもしれない、コヨーテじゃなきゃいけない理由なんてない・・・でも、だけど「彼じゃなきゃ嫌なんだ」と答えます。

「僕はリリーを僕の運命の相手にしたい」

もうこのセリフにズキュンですよ。流れが最高に良い。

ヘレマ・・・いい人ね。なんていうか達観しているというか。口調が穏やかなのもすごく伝わってきてもっと出て欲しいなぁと思うキャラです。

話しながら、ヨシュが何を望んでいるのか、どうしたいのかを確信させていくのは本当に素晴らしいと思いました。

暗かったヨシュがヘレマと話した事によって吹っ切れた表情に変化しているのも印象的です。

そして、そんなヨシュがとった行動は!?!?

ヴァラヴォルフの居住区に一人で乗り込むこと。

姿を消せと言われているリミットまで3日。

どうなるのかしら・・・。

描下ろし

描下ろしは5話の中のお話。甘々です。

本編が切なかった分、甘々補給できましたが・・・この甘さがかえって切なさをプラスするような気がします。

こういう二人に早く戻って欲しいですね。。。

感想まとめ

本当にロミジュリですね。

本人達の気持ちは向かい合っているのに、置かれている環境が彼らが惹かれあうことを許さない・・・確かに酷い運命かもしれません。

だけど、ヨシュに頑張ってもらって「出て行く時はリリーと一緒」を実現して欲しいです。

ここで、ヨシュとコヨーテが一緒にいれる可能性として・・・

確かにヨシュも言っている通り、コヨーテの母が人間というのに突破口があるような気がします。

私が予想しているドミニクがコヨーテ父だとして・・・・(勝手に決めてるけど(~_~;))

ドミニクの恩人がフーコ首相の孫ってのもまた改めて出て来るのかなぁ?と。

あと読み返して思ったのは、1巻でハリスの事をキーファーたちが話していましたね。このハリスはドミニクも部下だと言っているので・・・

やはりキーファーとドミニクは繋がっているのだと言えます。だから抗争にもドミニクが絡んで来るのではないかと思います。

要注目ですね!

2巻も相変わらず面白くて・・・何度も何度も読み返しました。ほんと座裏屋さんの作品は裏切らないですね・・・・

大好きな作品です。まだ続いているけれど、早くこの切ない展開から抜け出せますように。

2巻その後はダリア2月号(2019年)からでしょうか。12月号にはお名前なさそうなので。早く続きが読みたいですね。

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