5月10日発売!九重シャムさんの【先輩に繭とオレ】の感想です。こちら獣・人外BLに掲載されてたようです。私はマガビーさんで読んで気になってたので今回購入してみたのですが、3カプ掲載されててどのカプもキュンものでした。
ちょっと寄生型の方がう・・・かわいいかと聞かれたらあまりかわいくないんですけど・・・誕生日の日に中身が出てくるとカッコイイんです。個人的には特殊な外見でのエロより中身が出てきた時にエロがもっとあったほうが良かったなぁ。
かわいいけど、人外ものだとやっぱり狼よね・・・と思ってしまいました(〃・ω・〃)
先輩に繭とオレ/作品内容
昔々、「繭」とよばれる寄生体と融合した新しい人類が誕生し、人は繭の菌糸に包まれ、二種類に分かれるようになった。
中身と外見が同じ無変化型<稀少>と、特殊な外見になる寄生型<普通>だ。
数が少なく美しい無変化型はアイドル扱いされるが、その見た目のせいで性犯罪などの被害にあうことが多い。無変化型の紫が好きになったのは寄生型の吹雪先輩。チヤホヤうるさい周囲と違って彼は冷たくて…!?傷ついた心を癒していく、
不思議な世界のピュアラブストーリーズ。
②中身と外見が同じ無変化型(稀少)👉普通の人間です。
③特殊な外見になる寄生型(普通)👉作中ではこちらの方が普通だけど鳥とかのカタチの人間
外見だけが違ってどちらも中身は人間という設定のようです。
先輩に繭とオレ/評価
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ストーリー | ★★★★☆ |
エロ | ★★☆☆☆ |
満足度 | ★★★★☆4.5 |
テイスト | ピュア・キュン |
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注意ポイント
【先輩に繭とオレ】ここに注目してよみました!
九重シャムさんは特殊設定が多いですよね。鳥さんでいえば・・・私の大好きな【雀フェイバリット】がありますがそれとはまた設定が違いました。
ちなみに雀フェバリットオススメです♪
シャムさんは設定がすごく独特なんだけれどものすっごくピュアな作品を描かれるのでそういう点でもちょっと注目してよみました。
あとは・・・やはり今回は鳥のカタチだったりよくわからないカタチだったりするのですが恋愛面ではほぼ無変化型👉寄生型の展開でしたヨ。
鳥さんのカタチした彼らとのエロだったりそういう部分の萌えってなんだろう???と九重シャムさんはどこに萌えを感じで描かれているのだろう?と考えながら読んでみたりもしました(*^_^*)
ピュアラブなんだけれどちょっと無理矢理モブな寄生型くんたちにやられちゃうシーンとかあるからわりとひえ~ってなるところも描かれてたりします。。。
寄生型と無変形型という特殊設定
ほんとシャムさんは人外系がお好きなのでしょうね。今回も「繭」と呼ばれる寄生体と融合した新しい人類という設定です。
2種類に分かれ、一般的な寄生型と特殊な無変形型があります。
無変形型は人間のカタチで美しくかわいらしいので寄生型は彼らとやりたがっているんです。
だから無変形型は狙われやすい。
ちょこっと2カプ目のせりくんは・・・寄生型でもナヨナヨっとしてて受なのですが、残り2つの寄生型は攻。
男らしいの。
そこら辺はけっこう萌えたしキュンキュンしましたヨ。
そして注目して読んだのが、どのカプも無変形型から寄生型への矢印だという点。
先輩(寄生型)大好き!の紫や、ずっとずっとせりくんを想い続けてた雷山、そしてツライ過去を持っている亘。彼らが寄生型の子に恋している姿がすごくピュア♥
こういう見た目とかがわかれる設定なんだけれどそういうのを超えて恋愛をするというのはすごく素敵だなと思います。
紫と吹雪先輩
ここはもうね~紫の押せ押せなんですよね。吹雪先輩が自分の絵を描いてくれたことをすごく喜んだ紫は先輩が大好きになっていきます。
常に寄生型は自分達とやることだけしか考えていないと思ってた紫にとっては吹雪先輩はすごく特殊な感じに思えたのでしょうね。自分に興味ないって雰囲気ですし。
でもそんな吹雪先輩の誕生日が近づき、喜ばせようと考えてる紫は可愛かった・・・(〃・ω・〃)
先輩も、紫のコトは気にはなっているんですよね。紫のピンチの時は助けに来たりしましたし!!
だけど、色々な事情で人と関わるのがいやだったようなんです。でも紫の真剣さはそういうのも動かしましたね(*^_^*)
自分の気持ちもしっかりと口にする吹雪先輩にはキュンキュンんです。。。
なのですが・・・う~鳥さんとのチューは私は萌えなかった・・・・ゴメンナサイ。
どうもくちばしが邪魔なのよ。ベロチューのシーンは基本的に大好きなのでねガッツリ読みたい人なのですがどうもこのくちばしが!!!
だから先輩の誕生日で中身が出てきた時にはこっちで読みたかった・・・・となりました。
吹雪先輩の中身めちゃんこイケメンです(*´Д`*)
芹くんと雷三
こちらは芹くん(寄生型)受で雷三(無変形型)攻です。【後輩に繭とオレ】というタイトルなのですが、芹くんの方が先輩なのでこのストーリーは芹くん視点なのですヨ(*^_^*)
この作品、おそらくなのですが受視点で描かれているのかしら?と読みながら思いました。
芹くんと雷三は子供の時に言葉を交わしある約束をしていました。その約束が忘れられないまま雷三はずっと芹くんを想い続けていたのですね。
だけれど芹くんの方は・・・。誕生日の日に出てくる自分の中身のせいで皆から狙われるコトが多く色々と諦めてしまう性格になっていたようです。そしていつしか雷三とのコトも忘れていたっぽい。
展開的には色々とえぇ~と思うところはあるけれど・・・終わりよければという感じでしょうか。すんごくこのストーリーの終わりが好きです。
またはじめからやり直そうとする2人の会話にぐっと来てしまいました。
途中雷三の自己中なカンジにはお~いと思ったけれど、芹くんには雷三が一番なのだろうなぁ。雷三は芹くんの中身は興味ないって言ってましたし。本当に存在自体が好きなのだろうなって思いました(*^_^*)
千歳と亘
私がこの設定に興味をもったストーリーです。マガビーさんで掲載されていた作品ですね。【同級生に繭とオレ】。
亘(無変形型)は密かに千歳(寄生型)に想いを寄せていて、千歳もそうなのだろうと思うけれど色々なコトがあってなかなか進展しないの。
このストーリー本当にピュアなんです。
ピュアな分、亘の過去がすごくツライ。
無変形型だからこそツライ思いをしてきた亘。自分の恋も諦めようとしたけれど千歳はそんな亘にきちんと寄り添ってるの。
気分が落ち込んでる亘だったけど、カルタを詠み上げるときに千歳の顔を見た時の顔がね(・_・、)もうぎゅ~~~ってなりました。
そのときの千歳の笑顔もほんと胸にぐっとくるものがあってこのストーリーやっぱり好きだなぁって。
千歳は今まで誰にも興味を持ったりしなかったけど、亘は違ったと。初めての特別な人みたいなコトをいう場面はなにこのキュンキュン場面!!!ってなりました(〃・ω・〃)
亘が外見など気にせず千歳を好きになったように、千歳もまたそんな外見は気にせず亘が好きだといいうのはやっぱり胸に響くものがあるなぁって思います。
でもやっぱり!!!ベロチューの時はくちばしがお邪魔サン・・・(・_・、)
あと、最後の描き下ろしのおまけ漫画・・・すごく好きです!!!千歳の中身が見れます!!!
やっぱり中身イケメン♥
先輩に繭とオレ/感想まとめ
やっぱり九重シャムさんの作品だなぁ~と読後は思います(*^_^*)余韻があってもっと読みたいと思ってしまいます。
最初は、今回がガッツリ鳥の顔してる・・・・(^_^;)と思っていたけど、外見など関係なく人として惹かれ合っていく姿はすごくイイしそういうのをテーマとして描かれていたのだろうなぁって思いました。
個人的には一番【同級生と繭とオレ】が好きかしら。千歳と亘のカップルが一番キュンキュンしました。
特殊設定で好みが分かれるかと思いますが、ストーリーはとても良いと思うので(※ただし無変形型さんは狙われるというのだけおさえておいて下さい)鳥さんの顔などに抵抗なければ是非!!!
きちんと作中に中身(人間の姿の変形型)が出てきたりしますのでそこも楽しんで読んで欲しいなぁと思います。
先輩に繭とオレ 電子書籍
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