punch↑3巻・4巻の感想です。いやぁ・・・感想書くのに読み返したら・・ツラすぎの3巻、そして涙の4巻・・・はぁ~面白かったです。
3巻はツライからあまり読み返したくなくて、4巻は牧さんの努力にぐっときます。
なんてスゴイ展開なんだろう・・・って思いました。ツライ展開が続いたけど、この3巻~4巻の展開があったからこそ2人の絆が強くなったと思う。
読みながら鼻がツンツンしちゃって大変でした。。。ほんとまさかの展開だし、重い・・・。
3巻4巻続けて読めた人はラッキーですね。これリアルタイムで読んでた人かなり辛すぎてハラハラしていたのではないかと思います。
という私は3巻・4巻まとめて読めた人なので・・・ヨカッタ(T^T)
Punch↑3巻/4巻 コミックス情報
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3巻の内容紹介/あらすじ
「今すぐ結婚しようか」一途でエロい体の最高級な受・浩太&イケメンでド攻な牧、HAPPYでないハズがない…が、牧はなぜか浩太の初恋の相手・裕也にこだわってしまうのだ。大人のくせにと自問する牧を、若くて不安定な浩太はなかなか理解できない。そして衝撃の事件が…!? 25Pの単行本用描き下ろしは2人のラブラブ・エピソード!
注意ポイント
Punch↑ 3巻のネタバレあり感想
心の揺れと信用
浩太の初恋の人が現れてから・・・牧さんと浩太の関係が少しずつおかしくなっていきます。
確かに浩太も多少は揺れたかもしれないけれど、牧さんの事が大好きなんですよね・・・。
だけど・・・牧さんが浩太の事を好きすぎるからちょっとしたことでも不安になったり信じられなくなってしまう気持ちもわかる気がする・・・。
再会した人は浩太の初恋で、浩太の初めての人で・・・・浩太が嫌いになって別れたわけじゃないから余計に気にかかるんですよね。
浩太は浩太で必死で牧さんとの関係を修復しようとするけど、うまく伝わらないし。
もどかしさと切なさのある3巻でした。。。
牧さんと裕也に接点ができてしまう
世間て狭いのね・・・な展開です。
実は牧さんが手がける店舗・・・そこは裕也が支配人として任される場所だったんですよ。
偶然にも面識ができてしまう2人。
それがさらに牧さんと浩太の関係を複雑にさせていきます。
浩太の記憶喪失
3巻では・・・すごいストーリー展開になっていくんです(T^T)
甘い時間を過ごしたかとおもったら気持ちはそうじゃなくどんどん不安になって追い込んで・・・。
牧さんの涙になんかこっちまでじわり。
大人だから泣かないとかそんなんじゃないですよね。浩太が好きだった人に会って揺れて自分から離れていくかもしれないって思うのってどんなに不安だっただろう。
それに、目に見えて動揺していると思う行動とられたらやはりツライですよね。
とそんなこんなで関係に亀裂がはいってしまった時・・・浩太が現場で怪我をしてします。
その時の衝撃で記憶喪失に。
浩太は自分は15歳だと言い、牧さんと付き合ってたこともそして裕也との事も忘れてしまうんですね。
ここからは15歳の浩太の自分探し。
19歳の彼がどうして15歳に退行しちゃったのか・・・読み進めていくとほんと涙涙。
3巻では記憶はもどらないままでもどかしい展開ですが、ほんと4巻が出てる時に読めてヨカッタ・・・って思いました。
ちなみに、記憶のない浩太ですがお兄さんの所へは行かず、牧さんと同居することを選びます。
裕也の事が気になるし、牧さんの事も気になるし・・・・
どちらを選ぶのかほんとうにハラハラ。
何もしらない15歳の浩太が選ぶのは・・・そしてそれは何が決定的になったのか・・・ですね(*^_^*)
暫くは切ない展開ではあるのですが、ちゃんと牧さんの元へは戻ってきますので!!!(ネタバレごめんなさいね(≧∇≦*))
15歳の浩太はもしかしたら。。。行き場所を無くして自分の生きる価値も見いだせずにいたかもしれませんね。
男を連れ込むお兄ちゃん(ニューハーフです)とは違うんだと言い聞かせ、それでも男の人に惹かれてしまう自分を責めていたかも。
そして好きになった人はお兄さんの彼氏で・・・。
誰かにありのままの自分を受け入れて欲しいって願ってたのかも。裕也はそのまま姿を消しちゃったから余計に心に残ってしまったのかもしれませんね。
そんな浩太を牧さんは、葛藤しながら(笑)ちゃんと居場所をつくってあげてたのですね・・・。
ちゃんとそこには2人だけの世界があった。
浩太がそれに気づくまで、本当に辛いけど。。。早く続きよみたいなと思う3巻でした。
3巻の牧さんは本当に男らしい!
切ない展開なんですけどね、3巻の牧さんすごく好き。
浩太が裕也にどんどん惹かれていっているのが手に取るようにわかる段階で・・・・
「俺はずっと待ってる」って・・・(T^T)
牧さんの本気がわかる巻でもありました。
Punch↑3巻の感想まとめ
3巻は本当に切ない・・・切ないから読み返すときはさらさらっと薄目で読むくらいです(笑)
そして・・・描き下ろしがね・・ラブラブというかエロエロの2人なんだけれど・・・3巻の内容が内容だから余計に切なさが・・・。
早くこの2人を本編で読みたい!!!
ということで・・・4巻は次のページで★
Punch↑4巻 ネタバレあり感想
15歳に退行してしまっている浩太。
彼はどんどん裕也に興味をもち惹かれていく素振りをみせます。
それがわかってしまった牧さんは・・・「ずっと待ってる」と言い、少しだけ浩太と距離を置き始めます。
浩太は・・・牧さんの事を考えていくうちに、彼のことばは15歳の自分にむけてではなく19歳の自分にむけての言葉なのだとなぜか寂しく思うんですね。
自分の居場所を求めている彼は・・・19歳の自分にも嫉妬しはじめちゃうの。
何度でも好きになる
浩太と牧さんってこんな感じなんだろうなぁ・・・と読んでて思いました。
確かに浩太は裕也に惹かれてはいたとは思うのですが、それは彼が牧さんたちとは違ったから。
牧さんは19歳の浩太を知っている。
でも裕也は15歳~の浩太を知っているんですね。
だから彼は裕也は19歳の自分を必要としている人ではないとちょっと錯覚しただけかもしれません。
牧さんが距離を置いて浩太が寂しく思っていたとき・・・マンションに帰ってきた牧さんを見た時の浩太の顔・・・ぎゅっときました。
自分の事が邪魔になって離れているのかと思ってたら・・・牧さんは休みを取ろうとムリして仕事をしていたんですね(*^_^*)
ちゃんと15歳の浩太と一緒にいようと努力してたみたい。
それが伝わったのか・・浩太の態度がどんどん変わっていきます。
牧さんももう1回青春してる感じ!
浩太が幼いってのもあるのですが・・・牧さんも浩太と一緒に青春してる感じがしました(笑)
エロオヤジなのは相変わらずだけど、イイ感じに同じ目線で楽しんでる気が!
だから浩太も一緒にいて楽しいんですよね。
牧さんが家にいるとわかると嬉しそうな顔したり・・・かわいいのひとこと!
だけど・・牧さんにとっては生殺しだから可哀想ですけども(笑)
愛されてる自信
浩太に必要だったもの・・・それはやはり誰かに必要とされて愛されていると思える事だったのかもしれません。
自分の居場所が欲しかった。
それを与えてくれるのが牧さんだとわかってきたようです。
でもここでまた問題が。
15歳の浩太は19歳の自分はまた別物だと考えてしまうの。
牧さんを独り占めしたいと思うようになり、19歳の記憶が戻ることに拒否感が生まれてきてしまいます。
それでも牧さんは、15歳の浩太も19歳の浩太も同じ浩太だと言い聞かせるんですね。
浩太が仕事場にやってくる牧さんを見ながら、いつもよく見た光景で自分の感情を思い出すシーンとか・・・ほんとうにほろっとしそうでした。
愛しい人なんですよね。いつでも、どんなときでも(T^T)
本当に好きだったからこそ、記憶がなくなって新たに関係がスタートしてもまた好きになる・・・
そんな風に思わされたエピソードでした。
思い出したシーンもう少し読みたかったけど。。。あったらあったで泣きそうだしこれでヨカッタかな(T^T)
牧さんの涙顔には笑わせてもらったしね(*^_^*)
ラストは本当によかった・・・って思えるので是非読んで欲しいです!!!!
15歳の浩太と過ごした時間も・・・ちゃんと記憶には残っててそれはきっと19歳の浩太にとっては宝物の時間になったはず。
バラバラになりそうになった気持ちがまたひとつに繋がってヨカッタです。
しかし・・・3巻4巻はいつよんでも涙涙ですね。
しうこさん・・スゴイです。
Punch↑4巻感想まとめ
4巻みどころ満載で、これは是非読んで!!!!と思う巻です。
1巻はややラブコメ感があるのですが、3巻~はすごくシリアス。重いし切ない。
このギャップがこの作品の魅了ですよね。
ツライ時にもギャグというかおちゃらけちゃう牧さんがちょっと切なくも思えるシーンはあるものの・・・
本当にほんとに浩太の記憶が戻ってヨカッタです。
ちゃんと自分で納得したから戻って来れたのかなと思いました。
愛されてる自信がきっと持てたのでしょうね(*^_^*)
最後に・・・、また先日発売された5巻の感想をあとで書こうと思います。
Punch↑ 電子書籍
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