風緒さんの【ぼくとモナリザ】が昨日発売され我が家にも到着しました。GUSHで連載していた作品なので読んではいたのですが、作家買いとういことで紙で購入。
帯に描き下ろし漫画ペーパセット等の応募券もついているので、漫画ペーパーセットが欲しい人はぜ9月・10月の新刊は紙で購入してみてください(*^_^*)
海王社の全サは個人的には満足度が高いのでオススメです。
さて、今回の風緒先生の新作は・・・再会BLとなっています。意外にも攻が受に対して執着があってそこがよかった。なんとなくつかみ所のなさそうな人だったので(笑)
ぼくとモナリザ 作品紹介
作品内容
実は堤とは美大の同期で、在学中からプロとして活躍する堤の作品に胸をつかれた一ノ瀬は、自分の才能に見切りをつけて今の道を選んだ。
しかし堤に求められたのはなんとヌードモデル…!
ポイント
- 同じ大学だった二人の再会BL
- 鬼才アーティスト×不屈のマネージャー
- 攻が受にけっこう執着している
注意ポイント
【ネタバレ注意】ぼくとモナリザ 感想
基本的にはゴチャゴチャはしていなくて読みやすい1冊。アーティストの「堤 七生(つつみなつき)」が日本に拠点を移すと一ノ瀬の会社でも話題になっていました。
なぜ会社で話題になってたかというと、一ノ瀬の会社はクリエイターやアーティストのマネジメントプロダクション。
話題になっってた矢先、なんと堤本人が一ノ瀬にマネジメントをして欲しいと会社を訪れたところから物語は進んで行きます。
そして堤は・・・マネジメントをお願いする代わりに、一ノ瀬を自分の専属にと言ってくるの。
そもそもこの二人は大学時代にはほぼ会話という会話をしたことがないのだそう。
一ノ瀬は堤の絵に自分との差を感じ、絵を描く側を諦めたというような過去があります。
一方堤の方は、4年間一ノ瀬の事を認識してなかったと。
でも、卒業間近、自分(堤)の卒業制作の前で立ち尽くす一ノ瀬の表情が忘れられなかったと言います。
それから彼は行き詰まった時に必ず一ノ瀬を描くようになったのだとか。彼のスケッチブックには一ノ瀬の顔がいっぱい。何年も会ってなかったのに、これだけたくさん描くって相当な感じですよね( ̄。 ̄;)
その堤ですが、一ノ瀬にヌードモデルになって欲しいと依頼してきます。
そこから一ノ瀬がわりと堤に振り回されていく様子が個人的にはツボ。
堤がつかみ所がないというか。何を考えているのかよくわからないのですよね。一ノ瀬に執着してるなぁ~と思ってもヘラっとしてるし。
恋愛の意味での執着なのか何なのかもわからないままストーリーが進行していくの。
堤の元彼というのも登場して、これまた振り回されて。。。。
でも!!!フタをあけたら堤ってすごく一ノ瀬の事でいっぱいなんですよね。。。そういうところもよかったです。そこは終盤にドドンと出てきますのでお楽しみに♪
日本に帰ってきたのも一ノ瀬に会うためといえばそうですし!
この二人って結局違いの存在がけっこう軸になってたりするのですよね・・・そこがみどころだし面白かったです。
あと短編が収録されています。
こちらはとてもかわいいお話で溺愛攻です(*^_^*)
感想まとめ
作品紹介のためにさらっと感想を書きました。また詳しくは改めて。(ちょっと色々な作品を紹介したいので)
作品としてはシリアスでもないし、切なさもほぼないのでキュンとなるような作品が好きな人向け。
エロはあるけれどさらっとした感じ。初心者さんにも安心して読める1冊ではないかなぁと思います。
電子書籍
電子は9/25~一斉配信
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