天禅桃子さんの【ブルー・ド・ロワ】が発売されたので読んでみました。電子でも既に配信されているのですが、紙で購入。
コミックスはアマゾンで購入したのですが、特に紙だから何かがついてきたというのではないので、紙・電子どちらでもいいのかなと個人的に。
そのまえに、読んでびっくり。えぇぇ( ̄。 ̄;)続き!?ってそっちの方が驚きました。
巻号ついてるのか背表紙すぐに確認しましたがありませんでしたね・。
こういう売り方はちょっと読者に優しくないですよね・・・drapはたまにしか読まないから、続きかどうかも知らなくて・・・読んでがっかり。
1巻って書いてあってもちゃんと買って読むのに。逆に完結ものだと読んで続きだったと知った時の絶望感(大げさ笑)の方がすごいの。
こういうのはやっぱり巻号ついているのとついていないのとでは売り上げに差が出るのでしょうか・・・?ちょっと残念でしたね。
でも作品はこれからが盛り上がっていくところ。ただ、1回読むだけではよくわからないので何回も読まないと多分把握できないかなぁ・・・
【ブルー・ド・ロワ】 作品紹介
作品内容
ポイント
- 青い瞳を持つ高校生(いづみ)×青い羽根をもつ悪魔(マナ)の人外BL
- 高校生のいづみには不思議な能力があって、実は幼少期にマナに会っていた。
- 天使×悪魔、悪魔×人間等・・・違う種で番になると堕天しなければいけない。
- でもお互いにどうしようもなく惹かれていくファアンタジーもの。
- 続きもの
注意ポイント
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【ネタバレ注意】ブルー・ド・ロワ 感想
主な登場人物
幼い頃から特殊な能力を持つ。自身は青い目の事で幼い時に虐められていた。
マナの事をずっと探していた。
青い羽根をもつ悪魔。孤独な一匹オオカミ系の存在。番などいらないと本人は思っているけれど・・・・
みどころ①いづみには何か秘密がありそう
青い眼を持ついづみ。両親が他界後、おじいさんに育てられている。が、そのおじいさんとも血は繋がっていません。
まず、いづみに関してはけっこうな謎があるのですね。
- 人間なのに天使や悪魔の羽根がみえる
- 悪魔(天使)の記憶を操る術が効かない
- 他の悪魔からは堕天だと思われている。
- マナは天使と悪魔のハイブリッドだと思っているが真相は!?
これからいづみが何なのか明らかにされていくでしょうね!ただ、1巻ではそこまでの追求はされていません。
天使か悪魔かであれば羽根の痕跡が背中にあるようなのですが、それがいづみにはないため天使or悪魔の可能性はいまのところありません。
有力なのは、ハイブリッドの方かなあと。
ハイブリッドは両親が天使・悪魔なのでその能力がどうでるのかは未知なんだそう。
堕天に関しては、途中で出てきたグレン(天使)の術が効かなかったことで消されたのかなあと思ったりもしています。
なのでどちらかというと・・・「特別な天使」の血を継ぐ【特別】な存在ではないかと。もしくは新種とか!?
いづみが何者なのかすごく気になるので早く真相がわかればいいなって思います。
魂を削って魔力を使う
もうひとつ、作中で気になったのは「魂を削って魔力を使う」ということ。
天使や悪魔は状況に応じて魔力を使うことができる。それぞれ得意分野は違うようですが。。。
それをいづみの両親が天使&悪魔と仮定してあてはめていると。。。
両親が事故で死んだときいづみもその場にいたら!?って考えてみました。
いづみを救うために二人は命を削って大きな魔力をつかった可能性はないだろうか?と。
だからハイブリッドな上にさらに二人の魔力によって生かされたいづみはかなり特別な何かになってるのでは!?と想像したり。
そして今後もこの「魂を削って魔力をつかう」というのは重要になってくるのではないかなぁと思います。
特別な天使
少し上でも触れましたが、「特別な天使」というのが作中に出てきます。
それはおじいさんなのではないかなと思ってたりします・・・がマナといつも一緒にいるリーキムが「ミカエル」って呼ばれてるんです。
ミカエルですよ!?大天使様ではないですか!?羽根がグレーということを考えると・・・実に怪しい!?
終盤に出てきた女性もきになりますしね。
この「特別な天使」というのもこれから注目していきたいです。
青が意味するもの
いづみの目も青、マナの翼も青。これは何か意味があるのでは!?と思っています。
マナは両親に捨てられた、いないと言っているけれど・・・実はマナもまた「特別」だったりするのかもしれませんね。
青い翼といえば・・・ミカエルが思いつくのですが・・・ミカエルはリーチムがそう呼ばれてますしねぇ、、、、。
まぁ何かしら特別な意味があっての「青」なんだと思っています。タイトルもそうですし!
それも今後出てくるでしょうか!?
二人の恋愛について
1巻ではイイ感じには発展していってると思うのですが・・・マナは好きとか嫌いとかそういった感情はよくわかっていないみたいです。
いづみの方は早くからマナが特別な人であると実感はしていますが。
「青」「青」を考えると、二人は出会うべくして出会った運命と言うべき存在なのでは?と想像が膨らみます。
ただ、人間×悪魔。。。もしくは天使×悪魔と種が違えば番になると「堕天」してしまうことになります。そしてみつかれば強制送還。
もう二度と地上には戻れないというリスクを背負ってしまうのですね。
ここで重要になってくるのは・・・マナよりもいづみが何なのか!?という事ですよね。
人間であればマナが堕天し、もし天使であれば二人ともが堕天することに。悪魔×悪魔である可能性はどうなのかしら!?
ちなみに。。。堕天使という存在がいますよね。もともと天使であったけれど堕天してしまった存在。
それらは恐らく「悪魔」に近いものだと(正確的には違うのですが)して・・・堕天使×悪魔であればどうなるのでしょうね??
意外に二人が惹かれあう理由だったり色々秘密があるのかなぁと今後が楽しみです。
1巻終盤ではマナが発情してるのですが・・やはり気持ちが伴ってからのエロ希望。今回はいづみには頑張って止めてもらいたいです。
感想まとめ
設定としてはなかなか興味のあるお話でした。
続きものというのがわからず、最後のあのマナの顔で終わっててえぇぇぇぇぇ!?ってなりましたが( ̄。 ̄;)
今後は「青」の秘密だったりがわかるのかなと。
キーマンとしてはやはりおじいさんが一番気になる存在。
もし特別な能力のある人であれば・・・それこそおじいさんがルシファーであることも考えられますが(≧∇≦*)おじいさんが来た時に皆がめを奪われてたシーンもありましたしねぇ・・・・。
色々と気になることだらけです。ただ、おじいさんが天使・悪魔のどちらにせよ・・・マナには「いづみのことよろしくな」って言ってるのですよね。
だから二人のことはちゃんと認めてる。そういうところも読むと、二人の未来は仮に堕天したところで暗いものではないような気がします。
ちなみに・・・・個人的な意見としたらいづみの目で見つめられた人が虜になっているのを見たらやっぱりいづみは天使の血をより濃く継いでるのでは?と思ったりしています。
上級天使(と思われる)グレン先生の術も効かないくらいですからね。。。やはり「特別」な「天使」でも「悪魔」でもない何か?なのかなぁと。面白いですね!
続きが気になります。
ミカエルと出てきたのでルシファーなどの堕天使とかまで考えてしまいましたが、独自設定だと思うのであまり堕天使とかそういうのは関係ないのかもしれません。
ただ、ブルー・ド・ロウというのはキングスブルーと言われて「青」の種類なんですよね。タイトルにもあるようにキーワードは「青」なのだと思います。
今後、二人の「青」がどのようになっていくかも注目!
この1巻その後の最新話は早くてdrap12月号からだと思います。。。早く読みたい。。。。
ちょうどdrapを調べていたら大大大大好きな吉尾アキラさんの【叶わぬ恋の結び方】の続編がしてたぁぁぁぁ~。今4話までもう出てるみたいなので一気にdrap買ってしまいそう。。。
こんな人にお勧め!
- ちょっと凝ったファンタジーBLが好き
- 綺麗な絵柄がやっぱり好き!
- 続きものでじっくり読みたい
- 謎が少しずつ解明していく展開が好き
ストーリー | |
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電子書籍
天禅桃子/藤雪が選ぶ初心者さんにオススメ作品
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