絵津鼓【SUPER NATURAL /JAM】超オススメBL漫画感想『自分らしく』

SUPER NATURAL/JAM 絵津鼓

SUPER NATURAL/JAMは続編です♪

初めて読む!って方は、この作品は続編ですのでまずは2人が付き合うまでのSUPER NATURALを読んでみて下さい(*^_^*)

絵津鼓【SUPER NATURAL】BL漫画感想 『俺がいるって思って欲しかった』

2017.05.12

SUPER NATURAL/JAMのみどころ・おすすめポイント

個人的にはこの作品、本当にBL漫画としてすごく完成度の高い作品だと思うんですよね。ノンケ同士というのもテーマに関わってくるのだと思うのですが「JAM」とタイトルにあるとおりでしたね。

JAMというのを見て最初は甘いのかな~なんて思ってたのですが、こちらは「つっかえ」「トラブル」とか「身動き取れない感じ」「ジレンマ」とかそんな意味合いだったのだろうなぁと思いました。

付き合って真剣になっていけば行くほど、きっとこういう事に直面するのではないのかなと思いながら読んだのですごく大地に感情移入しちゃいました。

でもね、言いたい。暢イイ子すぎる。大地と暢本当に愛すべきカップルでした♡

絵津鼓さんの攻ってすごくイイ子というか魅力的な子がほとんどなんだけれど、その中でも一番好きかも知れない。

だからね、クライマックスの時の暢の涙には本当にぐっと来てしまいました・・・。自分の気持ちも大事だけど本当に大地の事大切に思っているから彼なりにツラかったんだろうなぁって。

『男同士』だから生まれてしまう不安

今回のJAMは4年後からスタート。同棲から4年・・・あの時暢が一緒に上京してくれたからこの2人一緒にいられるんですよね(*^_^*)

でも、4年という長い間一緒にいることで大地に色々と悩みがでてくるんです。

人に言えない関係。

暢は本来ノンケ。

ノンケの攻というのは、女の子を好きになってもすっとそちらへ行ってしまえると大地は思っているようで、それがより一層彼の不安を増大させたような気がします。

自分は受だから、抱かれて感じてしまうカラダになっていっている。暢によって変えられて行くけれど、暢はどうだろう?目の前に暢が惹かれてしまう女の子が出てきたら?とぐるぐると考えちゃっていたようです。

まぁこういうのは本当に暢の事が「大好き」だからこその感情ですね。大地はずっと一緒にいたいと思うから、いなくなったらどうしようという不安に駆られてしまうのだと感じました。

暢は大地が不安に思うような所は一切ない

確かに作中で、暢と気が合う女の子が出てくるのですが・・・読んでいる方としたら全然暢はそんな気ないです。

きちんと「彼女いる」と言っているし、揺れてるな~とかも一切ないからホっとする・・・。そして暢・・・最高(〃・ω・〃)しか出てこない。でもね、不安に思っている時には何を言っても不安になるものなんですよね。

タイミングもあるし、暢に一切そんな気がなくても大地から見たら「もしかしたら彼女のこと好きになってしまうかも知れない」というのが頭よぎったりするのもわかるのよね・・・。

だからこの作品すごく面白いなぁって思ったりも。

だってね、そんな経験ないですか?

大丈夫だってとか、好きだとどれだけ言われたとしても自分の中で不安があったり疑心があったら全然満足できないの。

信じてないだけって言われたらそうなんだけれど、信じるとか信じないとかそこじゃない。

ただただ不安で、それを払拭するものがまだないだけなんですよね。それは大地自身の問題でもあって暢がどうだから安心とかじゃない。大地がどう暢に対して信頼するかとか不安な気持ちを無くしていくかなんですよね。。。

ちょっと中盤は負の連鎖というか・・・切ない展開がありましたけどそれはその後の2人のためには必要な試練だったのかなって思います。

暢によって変えられていく自分がハズカシイ

今回の大地のぐるぐる思考の中に、『恋愛対象が男』と思われることに対しての恥ずかしさがあったようです。

職場の人に言えずにいることはもちろんなのですが、暢が大地の同僚(男)に嫉妬したとき、本来自分は男ではなく恋愛対象は女のこだったと思うんですヨ・・・。

それがすごく大地のなかでは違和感として残ってしまって、そして男が好きだと思われることが恥ずかしいと思ってしまいます。

暢も大地もそれぞれ大地だから、暢だから好きなのであって「男」が好きではないといった所でしょうか。

大地の中では、暢と自分は対等でありたいのにどうしても「受」という役柄的に女性的な感じで捉えてしまう部分があるようです。だからすごく大地の中で違和感が残ってしまうのでしょうね。

暢の前に現れる女性に対して不安な気持ちもあるけど、自分は女の子ではない、対等につきあいたい女の子扱いしないで欲しいとぐるぐるぐるぐる。

でも、暢がやけにプラス思考だからそれが余計にせつなかったりもしました。

暢は本当に大地が大好き

読んでてね、すごく暢が大地LOVEなのが伝わってくるの。ぐるぐる負の感情に振り回されている大地なんだけれど、暢はどうしようもないんですよね。

だってそれは大地自身が解決しなければ前に進めない事だから、実際暢がどうこうしようがない問題だと思うので。

ずっとまっすぐに大地の事を思ってるのに、なかなかもどかしいなぁと読んでたら感じるかと思います。

だけど暢はすごく成長していて、不安定な大地の事を色々考えて寄り添おうとしているのが読んでてわかる・・・すごく一生懸命です。

大地にはこのコミックスで暢の行動を読ませてあげたいですね♪

ほんと、暢はすごく一途でイイ子です。。

大地の代わりは誰もおらん・・・

クライマックスの時のこのセリフの部分・・・思わず泣いてしまいました。

暢と大地・・・このままダメになってしまうのかしら?とハラハラしてたんですよね。

暢は大地のこと一生懸命考えていたのも伝わってきてたから、余計に彼の「誰かの代わりになんて思ったことないし 大地の代わりは誰もおらん・・・」というセリフと涙にはやられてしまいました。

でもね、本当に「別れ」を意識したときに、何が本当に大切なのかって気がつくのだと思う。

本来ならばきっと別れてしまってから気づくパターンが多いのだと思うけれど、大地はその前に気づくことができてよかった・・・。

この先がどうとか、ハズカシイとかそういう感情に振り回されて、本当に大切なモノを見失う前にきちんとぶつかることが出来て本当によかったです。それにしてもどこまでも暢の対応にはキュンキュンさせられました。

どちらかというと、SUPER NATURALではやんちゃっぽいワンコ系かと思ってたけれど、このJAMでは大人になったなぁ・・・と思わされるくらいのいい男を発揮してましたよ!

吹っ切れれば気持ちも対応も変わっていく

大地の中で色々とふっきれたのでしょうね。暢と一緒の指輪をしてかなり堂々とするようになりました。

人に知られたいとも思わないと感じてた冒頭でしたが、最後は『暢のことを隠しているのがイヤだ』に変わるんです♡同僚たちにも隠さずに過ごすようになって偉い変わりようでした!

大地に寄ってこられるとほんと嬉しそうな愛おしそうな暢も最高です!

描き下ろしもすごくイイ

描き下ろしがね数パターンありました!どれもこれも好き。

一番好きなのは、暢の同僚への反撃でしょうか。暢無双でした(笑)

ほんと最後まで流れが良くて読後感もよく、もう何度も読み返しています。

最後の最後まで楽しめる1冊でしたね!

SUPER NATURAL/JAM 感想まとめ

面白かったとしか言いようがないです。激しいわけなじゃないんですよね。絵津鼓さんらしくかわいらしさを残しながらシリアス展開でぐっと引き込まれました。

関西弁がまた良い味出しているんです。

読み終わったあとは私の中の暢株がストップ高でしたワ。

SUPER NATURALでは大地かわいい~!!!が大きくて、こちらのJAMは暢最高!!!が大きい作品かな~という感じでした。

とても面白くて超オススメ作品なので、是非お手にとって読んでみてほしいです。

電子はいつ配信になるでしょうね。

ちょっとまだ予定には出ていないようです。

各電子サイトであと数日は割引で前作が読めるとこともあるので気になったら是非チェックしてみてください。

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