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木田さっつ

木田さっつ『恋スル動物』BL漫画感想ー優等生くんとヤンキーくんを繋ぐものは・・・!?

2017-06-15

木田さっつさんの作品です。初めて読む作家さんなのですが、なんかすごくほのぼので気に入りました。作品があたたかい!ヤンキーくんが出てくるのですがこの子のキャラがイイ!そして優等生くんもこのヤンキーくんとお友達になってそれが恋に発展していくのもキュンものでした。タイトルと表紙からエロエロ作品かな?と思うでしょ・・・レーベルが麗人uno!ですしね。
エロいはエロイ。でも・・・ピュアですねこの作品は!そこがすごくオススメな点!

恋スル動物 作品内容

自他ともに認めるヤンキー・悠の癒しは大好きな動物を愛でること! ある日、捨て犬をかばい不良にボコボコにされていた朔を助けたのをきっかけに、仲良くなる。強気ヤンキーと気弱優等生という正反対な2人だけれどお互いに友情以上の想いが芽生え、必死に気持ちをぶつけてくる朔に悠は愛おしさが溢れて――!?
表題作のほか、拗らせた想いに悩む幼馴染みのジレンマ、嬲られて悦ぶ歪んだ性癖など、心揺さぶる2編を収録!!

【収録作品】
恋スル動物/恋スル動物2/ココロのてんびん/ココロパラダイムシフト/いびつな僕をどうか愛して/林家のおトメさん(描き下ろし)
※電子限定で描き下ろしの漫画が4ページ収録されています。

★ヤンキー君と優等生くんのBLが好き
★ピュアラブだけどエロいのがいい
★コミックスの中に複数作品が収録されている方がいい。

こんかい紹介する作品はこちら。

恋スル動物 /評価

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恋スル動物

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恋スル動物(バンブーコミックス 麗人uno!コミックス)

アマゾン詳細

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発売日2017/5/6
ストーリー★★★★☆4
エロ★★★☆☆
満足度★★★★☆
ひとこと注目作家さん!

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感想は次のページから。ネタバレ含みます。

恋スル動物のみどころ・おすすめポイント面白かったところ

このコミックスは表題作を含め、3作品(3カプ)収録されています。このどれもが個性的でそれで面白いの!ピュア作品からちょっと病みの入った執着系まであるのですが本当にどれも印象的でした。木田さっつさん・・・初めてだったけれど次からお名前見かけたら必ず読もうと思いました。

みどころというか・・・完全なる私のこのみなんですが、ヤンキー受というのにものすごく萌えを感じるタイプなのでそれだけでもう100点満点!

優等生の朔くんも可愛らしくて普段はゴールデンレトリバーみたいなのにいざとなったら必死に悠くん助けようとしていたりしてぐっと来る場面もあったり。

作品と通してエロだけではなく、キュン・ギュゥ~ッとなれるところもあってホントにバランスがいい作品だと思います。お初の作家さんだったから4作品読めて良かったです。

恋スル動物 みどころ 感想

かわいい・ピュア・エロイ!こんなイメージの作品。ヤンキーの悠は動物が大好きで捨て犬を可愛がっていたのですが、ある日その犬をかばって他のヤンキーくんたちにボコられていた朔に出会います。朔と出会ったことで、すきなものを隠すことなくかわいがる事ができ、悠の生活も変化していきます。

そしてワンちゃんに対する愛がいつしか朔にも向かっていくんですよね。

いいなぁと思ったのは、喧嘩ばかりしていた朔だったのですが、悠と出会ったことで目指したいモノができたということ。出会いがプラスになるような作品とか大好きなのでここはポイント高いです。

一番のみどころというか好きなところは、他のヤンキーくんに悠がぼこぼこにされようとしているときに朔登場。この場面の台詞に全部もってかれました。

普段、髪の毛がもっさくて目とか見えないのですが・・・この時に初めて目が描かれているんですよね。

その目の必死さにぎゅ~っとなりました。見せ方がお上手!

喧嘩なんてしたことがないだろうなと思う朔がブルブル震えながらそれでも大切な悠くんを守るために奮闘する場面はすごく見応えありました(〃・ω・〃)

あと、再度言いますが・・・ヤンキー受最高ですヾ(≧∇≦)

この恋スル動物は1・2とあるのですが、2はこれまた悠の嫉妬が読めてキュン萌え。

Renta!ではバラ売りの方は配信されていないのですが、その他電子サイトではバラ売り(恋スル動物のみ)があるのでそれでまず読んでみてもいいかもしれません。

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恋スル動物 Kindle版

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※6/16日まで1巻割引価格で半額になっています。

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ココロのてんびん・ココロパラダイムシフトの感想

こちらは幼なじみBLですね。ノンケ×ゲイくんのお話でしょうか。

優柔不断で女の子たちから言い寄られると断れないタイプの一真。そんな彼を好きでいながらずっと友人として接してきた樹。

樹のセリフがねけっこうズシリと来ちゃう。

「選べねーなら選ぶな」

そうだよねぇ。と。これはね、どちらも選べないからどっちとも付き合っちゃう一真に向けての言葉。

選べないから付き合ってあげるっていいるのはちっとも優しさとかじゃないですよね。

ちょっと一真にはイライラするとことはあるものの、最後は成長しているのが読み取れるのでそれはGood!

ただ、ちょこっと残念なのは、樹が「ゲイ」であるということと、一真のことを好きだったと告白する場面があるんです。

気持ちを伝えてしまったからには今日でこの関係も終わりだと・・・最後に俺を抱いてくれと言って一真にのっかるの。。。

この流れのエロがね~もったいない(;゜ロ゜)

一真!!!もっと葛藤しなさいよ!なんで流されてるの・・・。って思っちゃいました。
結果的にはここからぐっと動いていくのでいいのですが。

ココロのてんびんで終わってたらう~んだったのですが、ココロパラダイムシフトがあることでこの2人面白い!って思ったんですよね。
ココロパラダイムシフトは樹の葛藤が描かれています。

これがね、けっこう良かったです。

好きだからこそ、振り向いてくれたという嬉しい気持ちと「こっち側」に引きずり込んでしまったという後悔とが交錯してしまうんですね。

ただ、悩む樹に対し、最後は優柔不断な一真が涙涙の樹に男らしいところを見せてくれたのでそれがとっても良かった!

いびつな僕をどうか愛して

いやぁこれはびっくりした!!!すごいストーリーでした。
短編ながらよくまとまっているし、すごく衝撃的!

コミックスに収録されている作品のなかでは病み系です。

自分をつくって人面よくして「人に愛されている」というのをいつも実感していたい東條。

そんな彼がビルの清掃員だという西平と仲良くなることで徐々にその仮面がはがされていく・・・というストーリー。

西平がけっこう危なくてヤバイ人物っぽいけれど(ストーカーっぽい)、彼は東條の普段の顔は嘘の東條だと見抜いているんですよね。

それでも「全部愛してあげる」と・・・。

東條は西平に抱かれながら「こんなの自分じゃない」と言い聞かせます。だけれど・・・西平を前にしたら会社での自分は本当の自分じゃないと認めざるを得ないんです。

「どんな東條さんだってだいすき」

というセリフを何度も聞かされ・・・・結局は最後は「いびつな僕を愛して」と懇願するという。。。

「愛して欲しい」という願望が人一倍強い東條だから、どんな東條さんだって大好き・愛してあげると毎回言われて落ちてしまったという感じでしょうか。

なんとも言えない感じがまたハマリます。短編なのに本当によくまとまっていた作品だと思いました。

恋スル動物 感想まとめ

描き下ろしは両方とも( ´艸`)な感じです。オトメさんかわいい!そして東條と西平は何だかんだいっても仲良く暮らしていきそう・・。

短編集みたいな感じで3カプ収録されているのですが、どれも面白かったです。

個人的には表題作が好きなので、表題作の2人がもう少しよみたかったな・・・という気持ちはありますが。

木田さっつさん・・・キャラの表情とかすごくよくってほんとこれから注目していきたいと思いました(〃・ω・〃)

気になる人は是非!

恋スル動物 電子書籍

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恋スル動物 【電子限定特典付き】

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-木田さっつ
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